中國で最後に道路が開通した県、農(nóng)村の個(gè)人所得が全國平均を上回る
2023年12月、空から撮影した墨脫県の全景。(撮影?江飛波)
全國人民代表大會(全人代)の代表を務(wù)める西蔵(チベット)自治區(qū)林芝市墨脫県墨脫村民委員會の羅布央宗副主任は6日、第14期全國人民代表大會第2回會議西蔵自治區(qū)代表団の公開された會議で、「墨脫は全國で最後に道路が開通した県だが、2023年の農(nóng)村の一人當(dāng)たり可処分所得は全國平均を超えて、2萬3026元(1元は約20.4円)に達(dá)した」と述べた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
墨脫県は同自治區(qū)南東部、雅魯蔵布江(ヤルンツァンポ川)の中下流に位置し、中國國內(nèi)の最も遠(yuǎn)隔の地域の一つだ。2013年10月に數(shù)十年にわたって破壊と建設(shè)を繰り返してきた扎墨道路(同自治區(qū)の波密県扎木鎮(zhèn)と墨脫を結(jié)ぶ道路)がついに開通し、墨脫は道路が通っていなかった時(shí)代に別れを告げた。
同自治區(qū)の農(nóng)村の10年前の一人當(dāng)たり可処分所得は5698元で、23年は1萬9924元に達(dá)した。羅布央宗氏は、「現(xiàn)在の墨脫は観光、茶、林下経済などの産業(yè)が勢いよく発展し、人口はわずか1萬4800人余りだが、昨年だけで観光客延べ42萬5600人を受け入れた。茶産業(yè)は一定の規(guī)模を備え、高山の有機(jī)栽培茶園約1267ヘクタールが建設(shè)され、23年に摘まれた茶葉は250トンに達(dá)し、農(nóng)家の収入は約500萬元増加し、茶葉は富をもたらす『黃金の葉っぱ』になった。墨脫の人々は今、衣食住、教育、醫(yī)療などが安定して保証され、義務(wù)教育の普及率は100%に達(dá)している」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月11日
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