ネットで人気集める中國(guó)の高速道路のサービスエリア
高速道路のサービスエリアは無くてはならない重要な施設(shè)であり、主に休憩場(chǎng)所、ガソリン補(bǔ)給、修理、飲食、ショッピングといったサービスを提供している。一人でも多くの人に利用してもらおうと、中國(guó)の多くのサービスエリアが現(xiàn)在、新たなデザインや業(yè)態(tài)を採用しているほか、地域の自然資源や歴史?文化、旅行の特色、地域経済などとしっかりと結(jié)びつけて、現(xiàn)地の経済や文化をPRする重要な「窓口」となっている。
北京と上海を結(jié)ぶ京滬高速道路の山東省臨沂サービスエリアは、遠(yuǎn)くから見ると、高速道路の脇に山々が連なっているような非常にユニークなデザインとなっており、同省臨沂市の「蒙山沂水」をそのコンセプトとしてデザインされている。サービスエリアの內(nèi)部も極めてユニークな作りとなっており、中央部分には開放的な水を使った庭園が設(shè)けられているほか、建物の左右には中國(guó)北方エリアの民家をイメージしたフードコートや土産物屋があり、地元の風(fēng)俗習(xí)慣や文化なども展示されている。
山東省淄博市の昆侖サービスエリアでは、13-15世紀(jì)のヨーロッパに見られた美術(shù)様式「ゴシックスタイル」の建物を鑑賞できるほか、陶磁器やガラス細(xì)工といった地元の特産品を購入することもできる。さらにサービスエリア內(nèi)のショップ「絲路雅集」では、國(guó)內(nèi)のサービスエリアでありながら、フランスを始めとする世界各地からの輸入商品を買い求めることもできる。
現(xiàn)在までに中國(guó)には高速道路のサービスエリアが約8000ヶ所設(shè)置されており、さらに約400ヶ所が建設(shè)中となっている。リニューアル?アップデートされたサービスエリアは、レクリエーションや娯楽、ショッピング、物流などが一體となっており、ネット上で人気の一度は行ってみたいサービスエリアも少なくない。
江西省の南昌北サービスエリアは、同省初の宇宙をテーマにしたサービスエリアで、いたる所に宇宙関連のデザインを目にすることができる。以前は、「七里崗サービスエリア」と呼ばれ、トイレと売店しかなく、各施設(shè)も古くなっていたため、利用者のニーズを満たすことができなくなっていた。2023年11月に「南昌北サービスエリア」としてリニューアルオープンし、敷地面積は以前と比べて2倍以上となり、さらに特色あるフードコートなども設(shè)置された。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月13日
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