呉江浩駐日大使は3月28日、招待を受けて言論NPOの「中國(guó)勉強(qiáng)會(huì)」に出席し、スピーチを行った。この勉強(qiáng)會(huì)には、元國(guó)連副事務(wù)総長(zhǎng)の明石康氏、元日本外相の川口順子氏、「北京—東京」フォーラム日本側(cè)実行委員長(zhǎng)の武藤敏郎氏、日本銀行元副総裁の山口廣秀氏、アジア開(kāi)発銀行（ADB）元総裁の中尾武彥氏、経団連副會(huì)長(zhǎng)の平野信行氏、言論NPO代表の工藤泰志氏ら日本の政治?経済界など各界の要人とメディア上層部ら約40人が參加した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

呉大使は中日関係の情勢(shì)を全面的に説明し、「中日関係は近年、一連の複雑かつ敏感な要因と直面しているが、同時(shí)に正常な軌道に戻る狀況を次第に呈してきている」と指摘。さらに「現(xiàn)在、中日間の民意をめぐる環(huán)境は良好ではない。日本國(guó)內(nèi)の対中國(guó)認(rèn)識(shí)がその重要な原因だ。もし中國(guó)を『これまでにない最大の戦略的な挑戦』と位置づけ、常に『中國(guó)の脅威』を誇張するのであれば、國(guó)民の相互感情が良くなるはずはない。日本政府は2024年の『外交青書(shū)』に再び『日中戦略的互恵関係を包括的に推進(jìn)』という內(nèi)容を盛り込むことを予定しているという。これが事実であれば、プラスのシグナルになるだろう」とした。

また、呉大使は「中日雙方は戦略的に大きな方向性をしっかりと把握し、首脳會(huì)談における重要な共通認(rèn)識(shí)を真摯に実行し、対話と交流を積極的に行い、相互信頼を引き続き増進(jìn)し、中日関係が正しい軌道に沿って安定的に進(jìn)んでいくよう後押しする必要がある。また、民間の活力を発揮させ、人的?文化的な交流を拡大し、実務(wù)的協(xié)力を深めていくことが必要だ。大規(guī)模な青少年相互訪問(wèn)計(jì)畫(huà)を早急に再開(kāi)し、若い世代がより客観的かつ深く相手國(guó)を理解し、中日関係の未來(lái)を擔(dān)っていくようにするべきだ」と述べた。

日本側(cè)出席者が中日関係や両國(guó)の経済?貿(mào)易協(xié)力、青少年交流、中國(guó)に関する世論などについての感想と提案について言及すると、呉大使は一つ一つそれに対してコメントし、臺(tái)灣地區(qū)や歴史に関する問(wèn)題やウクライナ危機(jī)などについても會(huì)場(chǎng)で質(zhì)問(wèn)に答えた。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年4月1日