習(xí)近平國家主席は2日、米國のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)と電話會談を行った。両國首脳の交流は昨年11月のサンフランシスコ會談、今年1月の國交樹立45周年の祝賀メッセージ交換に続き3回目となり、両國関係の発展にとって重要な意義を持ち、世界的に広く注目された。新華網(wǎng)が伝えた。

■中米関係発展の方向性を示す首脳外交

習(xí)主席は先ごろ、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)との電話會談や米國の経済界?戦略學(xué)術(shù)界代表との會見を通じて、中國の対米政策について最も権威ある聲を米國各界に伝えた。習(xí)主席は、両國が相互尊重、平和共存、協(xié)力?ウィンウィンを図り、引き続き安定的で健全かつ持続可能な道に沿って前進(jìn)すべきであることを指摘するとともに、今年の中米関係が堅持すべきいくつかの原則を明示した。バイデン大統(tǒng)領(lǐng)も、米中関係が世界で最も影響力を持つ二國間関係であり、両國が対話と意思疎通を強(qiáng)化し、誤った判斷を回避し、協(xié)力を推進(jìn)し、両國関係の安定的発展を推進(jìn)すべきであることを強(qiáng)調(diào)した。両國首脳間の戦略的共通認(rèn)識によって、今年の中米関係発展の前進(jìn)の方向が示された。

■中米関係の全體的安定は雙方の最大公約數(shù)

現(xiàn)在、中米関係は悪化に歯止めがかかり安定する傾向を示している。だが、両國関係における負(fù)の要素も多少増加しており、雙方はこれを強(qiáng)く重視する必要がある。習(xí)主席は、雙方が安定を重視し、やたらに騒がず、もめ事を引き起こさず、一線を越えず、中米関係の全體的安定を維持する必要性を指摘した。バイデン大統(tǒng)領(lǐng)も「米國は新冷戦を求めず、中國の體制転換を求めず、同盟関係を強(qiáng)化して中國に対抗することを求めず、『臺灣獨(dú)立』を支持せず、中國と衝突を起こす意図を有しない」との約束を重ねて表明した。中米関係の安定に盡力する中國の姿勢は誠実なものだ。我々はそう言っているし、そう行動している。米側(cè)がその約束を具體的な行動で実行し、両國関係の安定のために確かな貢獻(xiàn)を果たすことを望む。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月9日