今回の中日韓サミットは約4年半ぶりの開(kāi)催となる。「2019年12月を最後に中斷していた中日韓サミットが今回再び開(kāi)催されることには、3ヶ國(guó)協(xié)力を正常な軌道に戻すという前向きなメッセージがある」と學(xué)者は指摘する。中國(guó)新聞社が伝えた。

黒竜江省社會(huì)科學(xué)院北東アジア研究所の笪志剛研究員は「中日韓サミットは一度中斷したものの、理解の増進(jìn)、協(xié)力の促進(jìn)という考えは人々の心に深く浸透している。人的?文化的分野や保健などの分野における各國(guó)の交流は、ここ數(shù)年もあまり大きな影響を受けてはいない。3ヶ國(guó)協(xié)力には厚い基礎(chǔ)と強(qiáng)いニーズがあり、大きな潛在力と將來(lái)性もあることは、実踐によって明らかになっている」と指摘する。

議長(zhǎng)國(guó)?韓國(guó)の発表した會(huì)議の日程によると、中日韓サミットの議題は人的往來(lái)、気候変動(dòng)対策、経済?貿(mào)易協(xié)力の推進(jìn)、デジタル?トランスフォーメーションの促進(jìn)など広範(fàn)囲に及ぶ。上海対外経貿(mào)大學(xué)日本経済研究センターの陳子雷主任は「3ヶ國(guó)は関係改善、地域の安定促進(jìn)、北東アジアの経済統(tǒng)合の推進(jìn)などに対して、いずれも比較的前向きな意欲を示している」との見(jiàn)方を示す。

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院アジア太平洋?グローバル戦略研究院の董向栄研究員は「中日韓サミットは再開(kāi)にあたって初心に立ち返り、方向性をしっかりと把握する必要がある。2019年12月に開(kāi)催された第8回中日韓サミットは『次の10年に向けた3ヶ國(guó)協(xié)力に関するビジョン』を発表した。これは、『中日韓協(xié)力を東アジアの平和と安定及び地域協(xié)力の堅(jiān)固なプラットフォーム、及び世界の発展と繁栄を促進(jìn)する重要な力とする』ことを打ち出した。それから數(shù)年を経て、3ヶ國(guó)の首脳が共通認(rèn)識(shí)を形成し、前向きなメッセージを発することは、3ヶ國(guó)協(xié)力に新たな弾みをつけるだけでなく、東アジア地域の経済統(tǒng)合の推進(jìn)、地域及び世界の平和と繁栄の促進(jìn)に貢獻(xiàn)することになるだろう」と指摘している。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年5月27日