郭沫若から坂田昌一に送られた揮毫作品寄贈(zèng)式が東京で開(kāi)催
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院古代史研究所や東京都日中友好協(xié)會(huì)、中日交流フォーラムが共同で主催する「郭沫若から坂田昌一に送られた揮毫作品寄贈(zèng)式」がこのほど東京で開(kāi)催された。中日友好団體や華僑?華人、メディアなど各界の代表約50人が參加した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
郭沫若が坂田昌一に送った揮毫作品を郭沫若紀(jì)念館に寄贈(zèng)する坂田昌一氏の息子?坂田文彥氏(寫真一番左、撮影?許可)。
寄贈(zèng)式の様子(撮影?許可)。
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院古代史研究所の前身は、郭沫若氏が創(chuàng)設(shè)し、初代所長(zhǎng)を務(wù)めた中國(guó)科學(xué)院歴史研究所だ。郭沫若氏は、著名な文學(xué)者、歴史學(xué)者であるだけでなく、中日友好にも多大な貢獻(xiàn)をした。一方の坂田昌一氏は日本の著名な物理理論者であるだけでなく、中國(guó)科學(xué)界の「舊友」でもあり、郭沫若氏と深い友情を育んだ。坂田昌一氏の息子?坂田文彥氏は父親の中國(guó)に対する友好的な思いを受け継ぎ、大切に保管してきた郭沫若氏が坂田昌一氏に送った揮毫作品5點(diǎn)を中國(guó)社會(huì)科學(xué)院古代史研究所傘下の郭沫若紀(jì)念館に寄贈(zèng)することを決めた。
挨拶する日中友好會(huì)館の黃星原?中國(guó)代表理事(撮影?許可)。
寄贈(zèng)式では、日中友好會(huì)館の黃星原?中國(guó)代表理事が挨拶の中で、「今回、坂田文彥氏が長(zhǎng)年大切に保管してきた郭沫若氏が送った貴重な作品を北京の郭沫若紀(jì)念館に寄贈(zèng)したことで、上の世代の両家族の友誼の逸話が伝承され、両國(guó)の世代を超えた友好を保つ決意と信念が伝えられ、さらに、現(xiàn)在、困難に直面している中日関係に希望と光をもたらした。長(zhǎng)年続く坂田家と郭家の友誼がさらに輝きを増すこと、そして中日両國(guó)の國(guó)民の友好が永遠(yuǎn)に活力を保つことを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。
挨拶を代読する郭沫若紀(jì)念館の梁雪松副館長(zhǎng)(撮影?許可)。
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院古代史研究所の趙笑潔黨委員會(huì)書(shū)記の挨拶を代読した郭沫若紀(jì)念館の梁雪松副館長(zhǎng)は、「坂田文彥氏が大切に保管していた揮毫作品5點(diǎn)は、二人の真摯な友誼を伝承し、平和と友好を願(yuàn)う中日両國(guó)の國(guó)民の思いを伝えているほか、中日友好文化交流の証でもある。上の世代の友好関係者は、私たちのために中日友好の道を切り開(kāi)いてくれた。私たちは今、その道を歩み、中日學(xué)術(shù)界の友誼を受け継いでおり、両國(guó)の歴史と文化の分野の交流を深め、中日関係が今後も安定して、長(zhǎng)期にわたって発展するための道を開(kāi)くために、貢獻(xiàn)すべきだ」と語(yǔ)った。
挨拶する坂田昌一氏の息子?坂田文彥氏(撮影?許可)。
坂田文彥氏は父親と郭沫若氏の友誼や坂田昌一氏がかつて、世界情勢(shì)が緊迫している狀況下で、數(shù)々の困難を乗り越え、中國(guó)を何度も訪問(wèn)し、學(xué)術(shù)交流を展開(kāi)し、中日の科學(xué)者間の研究交流を促進(jìn)したことを振り返ったほか、坂田昌一氏が重い病気にかかった際、病狀が少しでも良くなるようにと、郭沫若氏が中醫(yī)薬を日本に送ってくれたことにも言及した?,F(xiàn)在は、坂田文彥氏も中國(guó)との科學(xué)の分野の共同研究に従事しており、中國(guó)に30回以上訪問(wèn)してきた。そして、今回、両家族の友誼の証を郭沫若紀(jì)念館に贈(zèng)呈することを決め、日中の友好が世代を超えて受け継がれていくことを願(yuàn)っていると語(yǔ)った。
記念寫真を撮影する主催者とゲスト(撮影?許可)。
郭沫若氏の子孫で、日本郭沫若研究會(huì)の藤田梨那會(huì)長(zhǎng)は、「坂田氏が寄贈(zèng)した郭沫若の揮毫作品には、たくさんの歴史的エピソードが詰まっており、日中友好の象徴でもある。先人たちの人類の平和と科學(xué)の発展への多大なる貢獻(xiàn)を忘れてはいけない」と語(yǔ)った。中日交流フォーラムの張可喜名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)は、「これは中日文化交流の歴史における素晴らしいエピソードとなるだろう」とし、坂田文彥氏の今回の寄贈(zèng)に敬意を表した。東京都日中友好協(xié)會(huì)の伊藤洋平理事長(zhǎng)は、「當(dāng)協(xié)會(huì)は日中友好の伝統(tǒng)を受け継ぎ、両國(guó)間の交流をさらに促進(jìn)していく」と語(yǔ)った。
寄贈(zèng)式では、1955年、郭沫若率いる中國(guó)科學(xué)使節(jié)団訪日を迫ったドキュメンタリー映畫「路、在開(kāi)拓」も上映された。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年5月30日
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