中國大學統(tǒng)一入學試験が7日にスタート 今年の受験生は1342萬人
今年の中國大學統(tǒng)一入學試験(通稱、「高考」)が7日から始まり、受験生1342萬人が試験會場へと向かった。受験生が試験に集中できるようにするため、中國各地は「受験生優(yōu)先モード」や「マナーモード」へと切り替えている。
7省?區(qū)が新しい受験スタイルを採用
吉林省や黒竜江省、安徽省、江西省、広西壯(チワン)族自治區(qū)、貴州省、甘粛省の7省?區(qū)が今年、試験科目を「3+1+2」とする新しい受験スタイルを初めて採用した。
各地が公表している実施案やその解説によると、「3+1+2」の「3」は、必須科目である語文(國語)、數(shù)學、外國語の3科目を指し、試験內(nèi)容は全國統(tǒng)一で中國教育部(省)教育考試院が出題する。「1」は第一選択科目を指し、受験生は歴史と物理のいずれか「1科目」を選択する?!?」は第二選択科目を指し、思想政治、地理、化學、生物學の中から「2科目」を選択する。選択科目は各省が出題することになっている。
各地が受験生優(yōu)先モードに突入
受験生が試験に集中できるようにするため、中國各地は「受験生優(yōu)先モード」や「マナーモード」へと切り替えている。例えば、「高考」実施期間中、北京地下鉄は、地下鉄で試験會場へ向かう受験生とその保護者を?qū)澫螭?、「受験票」を提示すれば、優(yōu)先的に乗車券を購入し、セキュリティチェックを受け、改札口を通過できる「3優(yōu)先ルート」を設けている。地下鉄の一部の駅には、「受験生向けサービスカウンター」が設置され、受験生や保護者に必要なサービスが適時提供されている。
山西省太原市は、「高考」実施期間中、試験會場の周囲500メートル以內(nèi)は24時間、建築現(xiàn)場の作業(yè)や室內(nèi)の內(nèi)裝工事、商業(yè)施設の宣伝放送、文化?娯楽施設のイベント、自動車のクラクションを鳴らすことなど、騒音が発生する行為を禁止すると明確に規(guī)定している。
四川省公安部の交通警察は、「高考」実施期間中、省全域の公安交通管理當局に対して、24時間態(tài)勢の勤務制度を確実に実施し、緊急事態(tài)にいつでも対応できる準備を整えておくよう求めている。受験生が関係する交通事故が発生した場合は、速やかに出動し、素早く処理し、必要に応じて受験生を試験會場まで送り屆ける車両の手配をサポートすることになっている。
毎年、「高考」期間中、必要な書類を忘れる受験生のほか、體調(diào)を崩したり、渋滯に巻き込まれたりして、遅刻する受験生が出てしまう。そのため、公安部は、受験生や保護者に対して、必要な書類や文房具は事前に準備し、緊急事態(tài)が発生した場合には、すぐに通報して助けを求めるようにと呼び掛けている。また交通警察は「グリーンチャンネル」を開設するなどして、全てのトラブルに対処するとしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月7日
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