西蔵（チベット）自治區(qū)拉薩（ラサ）の紅山（マルポリ）に建つ布達(dá)拉（ポタラ）宮は、西蔵で保存狀態(tài)が最も完全な古代宮殿式建築群であり、貴重な世界文化遺産でもある。科學(xué)技術(shù)のサポートにより、古い歴史を持つ布達(dá)拉宮ではここ數(shù)年、デジタル化やスマート化による保護(hù)が進(jìn)んでいる。マウスをクリックするだけで、3次元モデルから壁畫の細(xì)部まで一目瞭然になる。800個近くの構(gòu)造センサーは10年間近くにわたり1000萬組以上のデータを記録。1500臺以上の検出裝置、9萬km近くの溫度感知光ファイバーが、この古い建築物のリアルタイムの常態(tài)を感知している……?？萍既請螭瑏护à俊?/p>

布達(dá)拉宮には大量の貴重な仏像、壁畫、タンカ（チベット仏教関係の掛軸）などの文化財が収蔵されている。布達(dá)拉宮管理処データセンターの責(zé)任者である達(dá)娃歐珠氏は、2005年から布達(dá)拉宮のデジタル化保護(hù)事業(yè)に取り組んでいる。無數(shù)の試みと修正を経て、ドローン空撮、3次元レーザースキャン、マルチ視角畫像再構(gòu)築などの技術(shù)を利用し、全面的で細(xì)やかな測量作業(yè)を遂行し、布達(dá)拉宮の完全なデジタルモデルの構(gòu)築に成功した。

達(dá)娃歐珠氏は取材に、「このデジタルモデルは布達(dá)拉宮のすべての細(xì)部を正確に再現(xiàn)した上、文化財への損傷を最小限にとどめた」と述べた。

長年の努力を経て、達(dá)娃歐珠氏はさらにチームを率い高畫質(zhì)カメラや畫像処理などの先進(jìn)設(shè)備を利用し、布達(dá)拉宮內(nèi)の壁畫に対して詳細(xì)なデジタル化記録を行い、すべての壁畫がデジタル化により永久保存されるようにした。

布達(dá)拉宮は火災(zāi)リスクに対応するため、ここ數(shù)年、科學(xué)技術(shù)の手段を持続的に導(dǎo)入し、安全保護(hù)を強(qiáng)化している。今やスマート化火災(zāi)自動警報システムが布達(dá)拉宮で導(dǎo)入され、応用されている。

布達(dá)拉宮管理処の関係責(zé)任者は、「このシステムは先進(jìn)的なセンサーとアルゴリズムを利用し、リアルタイムで宮殿內(nèi)の火災(zāi)狀況を監(jiān)視でき、火の元を発見すると直ちに警報メカニズムを作動させる。火災(zāi)対応の即時性を高めただけでなく、宮殿の安全も効果的に保証している」と説明した。

布達(dá)拉宮はさらにスマート電力使用及びエネルギー消費(fèi)監(jiān)視システムを?qū)毪?、電気安全の?xì)分化管理を?qū)g現(xiàn)した。同システムは回路の運(yùn)転狀況のリアルタイムの監(jiān)視を通じ、潛在的な安全リスクを速やかに発見するとともに解決し、宮殿の電気システムの安定運(yùn)営を保証することができる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月14日