今年12月に開通10周年迎える蘭新高速鉄道の利用者が延べ1.4億人以上に
山丹軍用馬牧場(chǎng)を通過する高速列車(撮影?徐凌波)。
中國鉄路蘭州局によると、今年12月に開通10周年を迎える「蘭新高速鉄道」の利用者が延べ1億4000萬人以上に達(dá)した。蘭州晩報(bào)が報(bào)じた。
東の甘粛省蘭州市から、青海省西寧市を通過して新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)烏魯木斉(ウルムチ)市までを結(jié)ぶ蘭新高速鉄道は、1度に建設(shè)された距離が世界最長の高速鉄道で、全長は1786キロ。2014年12月26日の開通により、甘粛省と青海省、新疆維吾爾自治區(qū)が「高速鉄道時(shí)代」に突入し、沿線都市間の行き來が非常に便利になり、所要時(shí)間が短縮された。そして、2023年7月1日、蘭新高速鉄道の蘭州-西寧區(qū)間で、時(shí)速250キロでの運(yùn)行が始まり、両地の所要時(shí)間が1時(shí)間以內(nèi)になり、沿線の住民の移動(dòng)はさらに便利になった。
鉄道當(dāng)局が路線や設(shè)備資源を統(tǒng)一して運(yùn)用し、列車ダイヤを最適化しているのを背景に、今年12月に開通10周年を迎える蘭新高速鉄道の利用者は大幅に増加してきた。2023年のその數(shù)は、開通間もない2015年と比べて99.1%増の延べ2128萬人に達(dá)した。今年第3四半期(7-9月)のダイヤ改正が実施されて以降、運(yùn)行される列車は92本となり、烏魯木斉から北京や上海、広州、成都などに、乗り換えなしで直接行くことができるほか、烏魯木斉-峨眉、烏魯木斉-西安の快速列車もそれぞれ2本増発され、輸送能力がさらに高まった。
ここ約10年、蘭新高速鉄道と蘭新鉄道は連攜を強(qiáng)化し、新疆維吾爾自治區(qū)、青海省、甘粛省と、中國の中?東部地域との連絡(luò)が一層密接になっている。また中國國內(nèi)物流と國際物流の「通路」となり、シルクロード経済ベルトの建設(shè)や西部エリアの対外開放に力強(qiáng)い原動(dòng)力を注入し、観光資源の開発や都市化建設(shè)、農(nóng)村振興を強(qiáng)力に促進(jìn)し、沿線の住民の生活がより便利になっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月5日
注目フォトニュース
関連記事
- 高速鉄道「京広線」の全線において時(shí)速350キロでの運(yùn)営開始
- 陝西省を走る中國で最も短い2両編成の列車
- 「深中通道」が6月30日に正式開通へ
- 車窓から一面黃金色の麥畑を一望できる高速鉄道
- 西部地區(qū)最大の高速鉄道ハブ駅の鉄骨構(gòu)造屋根が完成 重慶
- 中國最大のLNG運(yùn)搬船建造プロジェクト、1隻目の船が引き渡し
- 北京市と河北省涿州市を結(jié)ぶ「通勤快速バス」が5月27日に開通へ
- 巴南高速鉄道の初発列車が重慶西駅を出発
- 中國最北端の高速鉄道建設(shè)に新たな進(jìn)展 黒竜江の哈伊高速鉄道
- 上海を出発するスーパー環(huán)狀高速鉄道の運(yùn)行が15日から開始へ
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn