広西壯（チワン）族自治區(qū)中醫(yī)薬管理局が今月6日に開(kāi)催した「薬膳料理コンテスト」で、出場(chǎng)チームの選手たちは見(jiàn)事な腕前を披露した。そして中醫(yī)薬の生薬を使った「霊芝鶏（霊芝入り鶏の煮込み）」や「紅花汁獅子球（肉団子の紅花のソースがけ）」、「羅漢菊花飲（羅漢果と菊花茶のドリンク）」など、見(jiàn)た目だけでなく味にも優(yōu)れたヘルシーな薬膳料理やドリンクを次々と作り上げていた。

「國(guó)潮（中國(guó)伝統(tǒng)の要素を取り入れたおしゃれな國(guó)産品のトレンド）ヘルスケア」が近年、中國(guó)の若者の生活に取り入れられており、生薬として使われるヘルシーな薬草などを食事に取り入れた「醫(yī)食同源」というヘルスケアの理念が若者の間で人気を集めている。

一部の若者は今、ヘルシーな薬膳を普段の食事などに取り入れている。例えば、朝はクコ入りのカフェ?ラッテを飲み、夜は黨參入りの烏骨鶏スープを飲むといった具合だ。このように「舌の上の『新中國(guó)スタイル』」が、飲食業(yè)界の新たなトレンドとなり、醫(yī)食同源産業(yè)は急速な発展期を迎えている。

広西壯族自治區(qū)の「85後（1985-89年生まれ）」の韋涵柳さんは、提攜パートナーと一緒に、「中醫(yī)薬ミルクテ?！工违芝楗螗嗓蛄ⅳ辽悉菠俊￥饯螭时伺?、「『中醫(yī)薬ミルクティ』というのは、伝統(tǒng)の中醫(yī)薬とミルクティをうまく組み合わせたドリンク。夜ふかしすることが多い人を?qū)澫螭趣筏砍r人參や黃耆、桑の実、黒クコ、黒ナツメなどが入っているミルクティが若者の間で人気となっている。これらは腎臓の働きを助け、定期的に飲むと、髪質(zhì)の改善が期待できるほか、肌の質(zhì)も少しずつ改善することができる」と説明する。

産業(yè)サイドを見(jiàn)ると、「醫(yī)食同源」の関連チェーンが伸び続けている。広西壯族自治區(qū)欽州市の春暉農(nóng)業(yè)有限公司の張水深総経理によると、同市は新たな発展のスタイルを採(cǎi)用し、作物の栽培と畜産?養(yǎng)殖との融合、第一、二、三次産業(yè)融合発展という中醫(yī)薬の生薬をめぐる新業(yè)態(tài)を構(gòu)築している。そして、五指毛桃を含む中醫(yī)薬の材料となる植物の栽培面積は800ヘクタール以上に達(dá)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年7月9日