外交部（外務(wù)?。─?1日の定例記者會見で、林剣報道官はNATOが10日に発表した「ワシントン首脳會議宣言」の中國に関する內(nèi)容についての質(zhì)問に対し、以下のように述べた。

NATO「ワシントン首脳會議宣言」はアジア太平洋地域情勢の緊張を誇張し、冷戦思考と好戦的な內(nèi)容に溢れ、中國に関する內(nèi)容は偏見、中傷、挑発に満ちている。我々はこれに強い不満と斷固たる反対を表明する。すでにNATO側(cè)に厳正な申し入れを行った。

ウクライナ問題において、NATOが「中國の責(zé)任」を鼓吹するのは全く理不盡であり、悪意ある意図を持つものだ。ウクライナ問題における中國の客観的で公正な立場及び建設(shè)的な役割は國際社會から広く賛同を得ている。NATOはいかなる証拠もないまま、米國の捏造した偽情報を撒き散らし続け、中國を公然と中傷し、中國と歐州の関係に水を差し、中國と歐州の協(xié)力を損なっている。ウクライナ危機がいまだに長引いている中、誰が火に油を注いでいるのか、誰が煽り立てているのかは國際社會の誰の目にも明らかだ。NATOに対して、責(zé)任を転嫁して他國に罪をなすりつけるのではなく、危機の根本的原因と自らの行動を再考し、國際社會の正義の聲に真摯に耳を傾け、実際の行動によって情勢の緩和を後押しするよう促す。

NATOはアジア太平洋地域に進出し、中國の周辺國や米國の同盟國と軍事?安全保障面で結(jié)びつきを強化し、米國の「インド太平洋戦略」に歩調(diào)を合わせており、そのする事なす事が中國の利益を損ない、アジア太平洋地域の平和と安定を破壊しており、すでに地域諸國から問題視し、反対する聲が上がっている。

中國はNATOに対して、冷戦思考、陣営対立、ゼロサムゲームという時代後れの理念を放棄し、誤った対中認識を改め、中國への內(nèi)政干渉、中國のイメージの毀損、中國?歐州関係の妨害を止めるよう促す。歐州を混亂させた上に、アジア太平洋地域も混亂させてはならない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月12日