11日午後6時25分、寧夏回族自治區(qū)銀川市賀蘭県で生産された8.6トンの高冷地野菜が、四川空港の定期便「3U3781」で銀川河東國際空港を飛び立ち、現(xiàn)地時間の午後10時12分にアラブ首長國連邦（UAE）のドバイ國際空港に到著した。寧夏自治區(qū)は今年5月から現(xiàn)在までの間に、10回にわたって計70トンを超える高冷地野菜を「空飛ぶタクシー」でドバイ市場に屆けた。

寧夏興耘田農(nóng)業(yè)産業(yè)有限公司の魏新民會長は、「高冷地野菜には空心菜、カイラン、ホウレン草、チンゲン菜など19種類の野菜があり、すべて寧夏の現(xiàn)地で生産された品質(zhì)の高い高冷地野菜だ。収穫、予備冷卻、仕分け、包裝が済むと、『空飛ぶタクシー』でドバイに向かう。ドバイに到著して通関手続きが終わると、すぐに仕分けされて商業(yè)施設(shè)、スーパーマーケット、ホテル、飲食店など最終消費者のもとへ運ばれる。銀川からドバイの消費者の手元まで、最短ならわずか半日しかかからない」と説明した。

寫真提供?新華社（撮影?劉海）

寧夏は日照時間が長く、晝夜の溫度差が大きいという獨特の自然條件により、高冷地野菜をはじめとする農(nóng)産物の品質(zhì)が高いことから、農(nóng)業(yè)農(nóng)村部が計畫?確定した黃土高原夏秋収穫野菜生産優(yōu)勢エリア?施設(shè)農(nóng)業(yè)優(yōu)勢生産エリアとなった。

寧夏回族自治區(qū)商務庁対外貿(mào)易処の肖永剛処長は、「UAEは中國の中東地域における重要な農(nóng)産物輸出國だ。2015年に就航した銀川-ドバイ間の直行便の航空路線は、銀川とドバイの空間的なルートを切り開いただけでなく、中國西北地域の省?自治區(qū)と中東地域との経済貿(mào)易交流?協(xié)力の強化に利便性をもたらした」と説明した。

寫真提供?取材対象者

年初以來、寧夏自治區(qū)の関係方面は同直行便に焦點を當て、中東市場を積極的に開拓してきた。前出の魏會長は、「ドバイは果物や野菜が相対的に不足しており、私達はここに商機を見いだした。サウジアラビアやオマーンなどの中東7ヶ國も私達と野菜輸入業(yè)務について話し合いを進めている。寧夏の野菜はドバイ市場で供給が需要に追いつかない狀態(tài)だ」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月16日