甘粛省蘭州市の人々の朝は、1杯の牛肉麺で始まる。

蘭州で生まれ育った李先國(guó)さんは、牛肉麺のおいしさの神髄を知っており、朝6時(shí)に行きつけの牛肉麺の店に來(lái)ていた。「最初の鍋のスープはより澄んでいて、より美味しい。牛肉とスパイスの自然の風(fēng)味がよりしっかりと感じられる」という。

蘭州牛肉麺の歴史は清時(shí)代の嘉慶年間（1796-1820年）までさかのぼる。革新と改良を繰り返しながら、徐々に私達(dá)のよく知る牛肉麺になっていった。

同市の看板商品の蘭州牛肉麺に、より高い経済的価値とブランドバリューを持たせるにはどうしたらよいか。

2020年12月、甘粛省は蘭州市永登県にある蘭州樹(shù)屏衆(zhòng)創(chuàng)城食品パークをよりどころに、初の蘭州牛肉ラーメン産業(yè)パークである樹(shù)屏蘭州牛肉ラーメン産業(yè)パークを設(shè)立した。オフラインの実店舗のチェーンストア経営とオンラインの包裝済み食品?レトルト食品の営業(yè)?販売を一體化した産業(yè)チェーンの構(gòu)築に力を入れている。パークで生産加工された原料や補(bǔ)助材料は全國(guó)各地の牛肉麺の店で使用され、半調(diào)理製品の牛肉麺はネット通販、スーパー、コンビニ、高速鉄道駅、空港などで販売され、オンラインとオフラインの融合発展が実現(xiàn)した。

蘭州市の靳芳副市長(zhǎng)は今月8日に行われた牛肉ラーメン産業(yè)チェーンの企業(yè)誘致?PRイベントで、「現(xiàn)在、蘭州市には牛肉麺の店が1280軒以上あり、年間売上高は35億元（1元は約21.7円）を超え、現(xiàn)地の牛肉麺ブランド企業(yè)が省外で開(kāi)設(shè)した店は4300軒を超え、年間売上高は130億元を超えた。海外では60數(shù)ヶ國(guó)?地域に600軒以上の店が開(kāi)設(shè)され、包裝済み食品?レトルト食品を扱う企業(yè)は26社に達(dá)した」と述べ、蘭州牛肉麺が上げてきた成果を明らかにした。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年7月22日