KPMG中國経済研究院の蔡偉院長は29日、上海で行われたKPMG理事會(huì)智領(lǐng)サミットの中で、「中國の経済成長率は高速成長の時(shí)代に別れを告げて中低速成長の段階に入ったが、今後5年間も中國は引き続き世界経済成長の『最大の原動(dòng)力』であり続けるだろう」と述べた。

蔡院長によると、2024年から2028年まで、中國の世界経済に対する貢獻(xiàn)は米國と肩を並べることが予想される?，F(xiàn)在、中國の経済成長ペースは鈍化しているものの、世界経済全體の成長鈍化を背景に、中國の世界経済成長への貢獻(xiàn)は引き続き世界で最も高い割合を占めているという。

蔡院長の見方によれば、2024年の中國経済成長率は第1四半期（1-3月）は予想を上回り、第2四半期（4-6月）は予想をやや下回り、輸出と製造業(yè)が目下の中國経済の主要な下支えだ。今後は、有効需要の不足問題を解決する必要がある。マクロ政策の面では、財(cái)政支出により力を入れ、マクロ政策の協(xié)調(diào)を強(qiáng)化することができ、積極的な財(cái)政政策の余地はまだ十分にあるという。

蔡院長は企業(yè)の発展について、「現(xiàn)在、マクロ経済環(huán)境下で市場競爭がますます激しくなっている。調(diào)査によれば、海外進(jìn)出とAI（人工知能）は中國企業(yè)が今、最も関心を寄せる注目點(diǎn)であり、これから企業(yè)が市場で新たなシェアを獲得したいと思うなら新たな質(zhì)の生産力などの発展のチャンスを著実につかまえる必要がある」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月30日