ご當地グルメを使ったピザを焼き、黃山と安徽料理をPRする米國人男性
雄大な景色が広がる安徽省の黃山をPRする「大黃山世界PRイベント」で、米國人男性のアドリアン?ブリルさん(中國語名「卓文」)は、「僕と黃山が『縁』で結ばれたのは、四川省で留學していた時に、私の妻?邱桐と出會ったのがきっかけ。彼女は美しい黃山出身の女性」と、黃山との「馴れ初め」を語った。人民網が報じた。
中國での暮らしがすでに15年になるというブリルさんが、黃山市に定住するようになって今年で7年目を迎えた。
「子供の頃から中國語に觸れる機會があったので、中國に是非來たいと思っていた」と話すブリルさんは2009年、中國に留學。卒業(yè)後、妻の邱桐さんと一緒に初めて黃山を訪れ、田園ののどかな風景や、あちこちにある長い歴史を誇る史跡や文化、名勝に魅了された。
中國文化に心酔していたブリルさんは、黃山を訪れた際、「夢の國」に來たような気分になり、「我を忘れるほど心を奪われ、揺り動かされた」という。
卒業(yè)後、ブリルさんは黃山で邱桐さんと結婚し、定住。今では英語教師として黃山學院の教壇に立ちながら、ピザ屋「卓文的小食堂」を経営している。
ブリルさんは、「店の経営は趣味の一環(huán)。仕事の合間に、ピザを焼いたり、ハンバーガーやフライドポテトを作ったり、動畫を投稿したりというのが、生活の一部になっている」と話す。
ピザが大好きなブリルさんは、黃山のご當地料理と組み合わせ、塩漬けしたケツギョの煮物「臭鱖魚」や発酵させた豆腐「毛豆腐」を使ったピザ、秋の天日干しである「曬秋」にインスピレーションを得た「秋収ピザ」といった新メニューも開発し、中國テイストのピザを焼き上げている。
「以前は英語の教師をしたり、ピザを作ったりするのは楽しいことと思っていたが、今はピザを作ることはとても意義があることと感じている。黃山と安徽料理をPRしていきたいと思っている」とブリルさん。
そして、「僕にとって、黃山は世界の名山であるだけでなく、故郷でもある」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月3日
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