【音聲ニュース】「中國の北極」漠河で15日前倒しで集中暖房の供給がスタート
人民網(wǎng)日本語版 2024年09月12日11:02
中國の東北エリアではすでに気溫が下がり始めており、中國最北の街である黒竜江省大興安嶺地區(qū)の漠河市に至っては、最低気溫が氷點(diǎn)下に突入した。これを受け、同市では、計畫より15日前倒しとなる今月10日から、集中暖房の供給が始まった。供給は今後8ヶ月間続くことになる。
10日、漠河市の集中暖房供給システムが設(shè)置されているエリアに足を運(yùn)ぶと、集中暖房供給ユニットが全て稼働し、作業(yè)員がボイラーの各種データのモニタリングと調(diào)整を行っていた。
漠河市の市民?李さんは、「朝起きるととても暖かく、寒さを感じることはなかった。家の中では半袖で過ごせる。漠河市の外の気溫は低く、朝晩はダウンジャケットが必要。でも、集中暖房の供給が始まり、家の中はポカポカで、とても心地よい」と話していた。
中國最北の街である漠河市は、中國で緯度が最も高く、気溫が最も低い都市でもあり、年間平均気溫は氷點(diǎn)下約3.5度。観測史上最低気溫は氷點(diǎn)下53度となっている。同市では毎年8ヶ月間にわたり、集中暖房が供給されており、中國において、最も早い時期に集中暖房が始まり、その供給期間が最も長い場所となっている。
?「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月12日
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