中國で標(biāo)高が最も高い気象制御天気観測プラットフォームの運(yùn)営開始
中國科學(xué)院大気物理研究所によると、標(biāo)高5287.71メートルの位置にある中昆侖山頂気象制御雲(yún)水資源総合観測システムプラットフォームが今月13日、検収に合格し、運(yùn)営が始まった。中國で標(biāo)高が最も高い同タイプの観測プラットフォームとなり、青蔵(チベット)高原北面の天気や気候の研究を下支えする面で大きな役割を果たすと期待されている。
この気象制御観測プラットフォームは、マルチ要素地上気象モニタリング、ドローン上空調(diào)査、エアロゾルレーザー?レーダー調(diào)査、雲(yún)?氷?水動的モニタリングといった先端システムが集約されており、上空と地上を一體化させたモニタリングネットワークとなっている。一連の新技術(shù)と手段は、雲(yún)の層の動きを高精度でトラッキングしたり、人工降雨?雪作業(yè)を最適化したり、気候変動の影響を評価したり、極端環(huán)境下での生態(tài)系の適応策を模索したりするのに用いることができる。同プラットフォームの運(yùn)営が始まったことで、周辺一帯エリアの水資源の安全、農(nóng)業(yè)の灌漑、防災(zāi)?減災(zāi)といった面で、重要な意義があると同時(shí)に、世界の気候変動の研究と自然環(huán)境保護(hù)に重要な下支えを提供することができるようになる。
中國科學(xué)院大気物理研究所の副研究員?李超凡氏によると、中國西北エリアにおいて極端な気象現(xiàn)象が発生する頻度がますます高まっている。昆侖山は亜寒帯低圧帯全體においてカギとなる水蒸気が運(yùn)ばれるエリアに屬している。観測プラットフォームが設(shè)置されたことで、青蔵高原北側(cè)の天気や気候の観測情報(bào)を効果的に収集し、中國が高原北側(cè)の天気や気候の変動の研究を系統(tǒng)的に展開する助けとなると期待されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月14日
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