中國、月面用の宇宙服の外観デザインを初公開
人民網(wǎng)日本語版 2024年09月29日14:29
9月28日に重慶で開かれた「第3回宇宙服技術(shù)フォーラム」の開幕式で、中國有人宇宙事業(yè)弁公室は月面用の宇宙服の外観デザインを初公開し、名稱を一般公募すると発表した。新華社が伝えた。
月面用の宇宙服は全體的にテクノロジー感あふれる金屬光沢があり、腕と腳に入っている赤いラインが、視覚的な力強さを加える同時に、全體的にスリム化効果を生み出している。腕に入っている赤いラインは、天空を舞う天人「飛天」の天衣を、腰から腳に沿って下に伸びる赤いラインは、上昇するロケットの下から噴き出る炎を、それぞれイメージしており、それらがうまくマッチして、宇宙に向かって勢いよく飛び立つイメージに仕上がっている。
中國の有人月探査プロジェクトのうち、月面著陸の段階的ミッションの実施が既に全面的に始まっており、2030年までに、初めての中國人の月面著陸を目指している。
中國の宇宙飛行士科學研究訓練センターの劉東岳氏は、「宇宙服の開発には幅広い分野と複雑な技術(shù)が関わっている。現(xiàn)在、それを獨自に開発できる能力を備える國は世界でも數(shù)ヶ國しかない。これまで、中國の第一世代、第二世代の宇宙服『飛天』を著用して、宇宙飛行士17人が、船外活動を17回行い、中國の宇宙ステーションの建造と効率的な運営を力強くサポートしてきた」と説明した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月29日
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