北京市豊臺(tái)と河北省張家口市沙城を結(jié)ぶ豊沙鉄道で、11月10日から旅客列車(chē)の運(yùn)行が再開(kāi)された。河北青年報(bào)が伝えた。

運(yùn)行再開(kāi)後初の旅客列車(chē)はZ352號(hào)で、包頭駅を出発し、張家口や北京豊臺(tái)などの駅を経て青島北駅に至る。張家口から北京までの運(yùn)賃は28.5元（1元は約21.5円）からで、所要時(shí)間は3時(shí)間余り。

豊沙線Z352號(hào)旅客列車(chē)

豊沙鉄道に戻って來(lái)た緑皮車(chē) リーズナブルな運(yùn)賃

Z352號(hào)は「緑皮車(chē)」と呼ばれる従來(lái)型の普通列車(chē)。出稼ぎのために張家口から北京までZ352號(hào)に乗車(chē)した鍾さんは、「張家口から北京までの運(yùn)賃は、高速列車(chē)なら72元だが、この緑皮車(chē)なら28.5元と、かなりリーズナブルだ。この列車(chē)は運(yùn)賃が安い。普段は特に急がないので、少し時(shí)間がかかっても問(wèn)題ない」と話す。ネットユーザーからも「よかったよかった！ようやく運(yùn)行が再開(kāi)された！」と喜びのコメントが寄せられている。

張家口駅で、列車(chē)に乗り込む乗客

今回、豊沙鉄道で普通旅客列車(chē)の運(yùn)行が再開(kāi)されたことで、北京と張家口沿線の住民にとってより経済的な交通手段が増えた。また、北京と張家口方面の鉄道輸送力が高まり、一部の移動(dòng)ニーズに対応し、高速鉄道の輸送負(fù)擔(dān)緩和の一助となる。特に連休などの移動(dòng)ピーク期に、より多くの移動(dòng)手段の選択肢を乗客に提供できるようになった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年11月14日