越劇女優(yōu)の陳麗君が「最優(yōu)秀主演男役賞」を受賞
第1回「映畫中國」CHINA OPERA FILM FESTIVALが12月21日に開催され、中國の伝統(tǒng)演劇「越劇」の演目「新龍門客?!工恰ⅰ纲Z廷」を演じた女優(yōu)?陳麗君が、最優(yōu)秀主演男役賞を受賞した。
肩にかかるほどのロングヘアで、正統(tǒng)派美人の陳麗君は、メイクを施すと目鼻立ちが整ったイケメンの男役となり、その圧倒的オーラで観客を魅了している。
「越劇の里」と呼ばれる浙江省嵊州市で1992年に生まれた陳麗君は、子供の頃から越劇文化の影響を深く受け、その才能を見抜いた音楽の先生の勧めで越劇の道を歩むようになった。
両親は演劇の道は辛く厳しい道だと諭したが、當(dāng)時13歳だった陳麗君は熟考した上で、「絶対に後悔しない」と宣言。
そんな彼女は、演劇の舞臺に出演している時以外のほとんどの時間を稽古場で過ごすため、周りの人から「稽古場の女の子」と呼ばれるほどで、あまりにもストイックなため、ケガも絶えないのだという。
陳麗君は以前、取材に対して、「演劇の道に入り、精神的に満たされ、さらに高い目標(biāo)もできた。一番大切なのは好きであり続けること。好きでなければ、大変なことを、ずっとやり続けることはできない」と語ったことがある。
2008年に越劇のスクールを卒業(yè)すると、陳麗君は越劇の役者となった。
京劇と並び稱され、中國二大劇種と言われる越劇は、100年以上の歴史を誇る。そして、陳麗君が大人気となったことで、越劇はさらに多くのネットユーザーの目にも留まるようになった。
2023年に、「越劇」の演目「新龍門客棧」で、「賈廷」を演じた陳麗君は、數(shù)多くの少女を魅了し、數(shù)百萬人のフォロワーを抱えるようになった。
多くのネットユーザーから、「観劇を愛する中國人の血が蘇った」といったコメントが寄せられている。
陳麗君は以前、「こんなにたくさんの人に愛され、こんなに多くの人が劇場の入口で私を待ち、こんなに多くの人が私がきっかけで、越劇が好きになるとは、想像もしていなかった。ベッドで寢ていて、目が覚めた時に、『夢じゃないか』と感じることもある。でも、これは本當(dāng)に現(xiàn)実。全てを大事にしたい」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月24日
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