春節(jié)を前に「新中國スタイル」の服が爆発的人気に
ここ數(shù)年、「新中國スタイル」のコーディネートがファッション界を席巻している。中國では今、春節(jié)(舊正月、今年は1月29日)を前に、「セレモニー感」を重視する若者の間で、獨特な雰囲気の「新中國スタイル」の服を選ぶことが人気となっている。
浙江省杭州市のあるシルク服販売店が集まる問屋街には、多種多様な「新中國スタイル」の衣類がたくさん並んでいた。ある店のオーナーは、馬面裙(中國の伝統(tǒng)的なスカートの一種)がたくさん並んだ棚を指差しながら、「ここ1年、季節(jié)を問わずに履くことができる馬面裙の売れ行きはずっと好調(diào)だった。一度に數(shù)千枚注文するクライアントもいる」と話した。
別の「新中國スタイル」の服を販売する店の前では、ライブ配信中のパーソナリティー數(shù)人が忙しそうに服を選んでおり、活気にあふれていた。あるパーソナリティーは、「今、多くの人は服の実用性を重視しており、デザインが素敵で、しかも普段著にできるタイプが人気となっている」と話していた。また、この店のオーナーによると、「新中國スタイル」の服は、若者や大人の女性だけでなく、高齢者の間でも人気となっているという。
ベテランテーラーの其珍さんが経営する中國スタイルの服屋は、杭州市のある団地內(nèi)にある。店構(gòu)えは目立たないが、中は広々としていて、「漳緞(古代漢民族の伝統(tǒng)的な織物)」製の上著、宋錦(絹織物)製のベスト、綿入りシルクのチャイナドレスなどが美術(shù)品のように整然と陳列されていた。其珍さんによると、「春節(jié)の時期の服として、ベストや綿入れ上著の注文が多くなっている」という。
河南省鄭州市の女性?周さんは、自分と家族のために、中國スタイルの服7著をオーダーメイドで作ってもらったという?!附种肖谴汗?jié)ムードが高まっている。中國スタイルの服を著て春節(jié)を過ごすというのは、とてもトレンド感が高い」と周さん。
そして、「春節(jié)と『新中國スタイル』は絶妙な組み合わせ。刺繍入りで赤いものを何タイプか買った。年始の挨拶回りの時にいいものもあれば、ランタンフェスティバルや花市場などに行く時にぴったりのものもある」と話した。
「新中國スタイル」の服が流行しているのを背景に、生地メーカーも大忙しとなっている。江蘇省蘇州市の男性?萬さんが勤めている企業(yè)は以前、國有のシルク企業(yè)で、高級生地の生産量は少なく、ほとんどが輸出用だったが、今は國內(nèi)市場向けの生産が注文に追いつかないほど大忙しになっているという。
萬さんは、「常にフル稼働しなければならないほど注文が入っており、在庫がほとんどない狀態(tài)が続いている。以前は主に博物館や高級オーダーメイド店に販売していたが、今はオンラインショップが普及し、売れ行きがとても良くなった」と話す。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年1月7日
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