中國(guó)の高齢者ケアに注目 中國(guó)在住の日本人から見(jiàn)た2025年全國(guó)両會(huì)
中國(guó)の2025年政府活動(dòng)報(bào)告の中で私が注目した重點(diǎn)的な取り組みは高齢者ケアだ。
急速な高齢化が進(jìn)む中國(guó)においては、高齢者人口の増加に伴い、介護(hù)サービスを始めとする高齢者ケアの需要が年々高まっている。ここ數(shù)年、各地で高齢者向けの食堂の開(kāi)設(shè)や、コミュニティ単位での在宅介護(hù)のサポート體制の構(gòu)築など様々な取り組みに関する報(bào)道を目にすることも増えてきた。
今年の活動(dòng)報(bào)告の中でも、引き続きコミュニティをベースにした在宅介護(hù)を推進(jìn)し、特に要支援の高齢者へのサービスの強(qiáng)化、食事支援サービス、リハビリ補(bǔ)助器具の購(gòu)入とリース支援に力を入れるとしている。
2007年時(shí)點(diǎn)ですでに超高齢社會(huì)を迎えた日本では、訪問(wèn)介護(hù)やデイサービス、ショートステイといった多様な在宅介護(hù)のサービスが提供されている一方で、老々介護(hù)や高齢者の貧困といった問(wèn)題にも近年注目されるようになっている。
中國(guó)に長(zhǎng)年暮らして感じるのは、日本と同じく、親の介護(hù)は「子供の義務(wù)」ととらえ、介護(hù)施設(shè)の利用や外部のサービスを受け入れることに対する敷居の高さだ。一方で、中國(guó)では居民委員會(huì)などを始めとする國(guó)の機(jī)関から各世帯までつながる體制が日本よりも強(qiáng)固であると感じる。そういう意味では様々な政策を推進(jìn)していく上でのスピード感があり、介護(hù)ロボットを始めとする新しいツールに対しても、次々と導(dǎo)入していく姿勢(shì)を見(jiàn)せている。このように中日両國(guó)の高齢者を巡る環(huán)境には共通點(diǎn)もあり、相違點(diǎn)もある。高齢者ケアが成熟し、経験に富んだ日本と、実施までのスピード感に富む中國(guó)は、互いを補(bǔ)完する形で今後もさらに協(xié)力していけることがあるのではないかと感じた(文?玄番登史江)。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年3月6日
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