甘粛省の麻辣燙が「麻辣経済」の火付け役に
中國(guó)では昨年、甘粛省の天水麻辣燙(マーラータン、ピリ辛風(fēng)味の煮込み料理)や敦煌にある鳴沙山月牙泉景勝地で開(kāi)催された「萬(wàn)人星空コンサート」、嘉峪関の「関城ナイトツアー」、定西寬粉(太いはるさめ)などが爆発的人気となった。全國(guó)人民代表大會(huì)(全人代)代表を務(wù)める甘粛省黨委員會(huì)の胡昌昇書(shū)記は、全國(guó)両會(huì)(全國(guó)人民代表大會(huì)?中國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議全國(guó)委員會(huì))會(huì)期中、北京で國(guó)內(nèi)外のメディアに対し、「甘粛省の消費(fèi)の『火』によって経済を『熱く』する必要がある」と語(yǔ)った。
麻辣燙が「麻辣経済」を盛り上げている。「麻辣燙」は、甘粛省の文化観光ブームの火付け役となり、2024年、同省の文化と観光関連のショート動(dòng)畫(huà)の再生回?cái)?shù)は延べ510億回に達(dá)した。そして、同省を訪問(wèn)した観光客の數(shù)も延べ4億5000萬(wàn)人に達(dá)し、旅行消費(fèi)額は3452億元(1元は約20.2円)に達(dá)した。
全人代代表を務(wù)める甘粛省の雷思維副省長(zhǎng)は、「甘粛省の文化観光が度々大きな話題となっている理由は、自然景観の博物館や中國(guó)文明の発祥の地、多民族文化の融合の地、シルクロードの黃金ルートといった甘粛省の資源の豊富さにある。また、現(xiàn)地の人々の溫かいおもてなしのほか、さまざまな業(yè)界が信頼のおけるサービスを提供していることもその理由だろう」とした。
甘粛省の農(nóng)産物ブランド「甘味(GanWei)」が海外市場(chǎng)へ進(jìn)出するようになるにつれて、同省の農(nóng)産物や特産品の認(rèn)知度も高まっており、農(nóng)産物80種類以上が85ヶ國(guó)?地域に輸出され、海外の店頭に並ぶようになっている。
2024年、甘粛省の「甘味」関連の商品の売上高は前年比14.4%増の309億元、農(nóng)産物の輸出額は同27.8%増の37億4000萬(wàn)元、農(nóng)産物のオンライン売上高は同11.83%増の312億元に達(dá)した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年3月11日
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