習(xí)近平國家主席は12日、米國のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)と人民大會堂で會談し、中米関係および関心を共有する重大な國際?地域問題について率直で誠意ある、踏み込んだ意見交換を行った。雙方はサニーランズ會談で新型の大國関係の発展について合意した目標(biāo)を再確認(rèn)。習(xí)主席は新型の大國関係の構(gòu)築をさらに推進(jìn)するうえで重點的に取り組むべきものとして、以下を挙げた。

（１）上層部の意思疎通と交流を強化し、戦略面の相互信頼を強化する。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)と経常的な意思疎通を保ちたい。雙方は中米戦略?経済対話、人的?文化交流ハイレベル?yún)f(xié)議など制度化された対話の役割をより良く発揮すべきだ。雙方が來月シカゴで第25回中米合同商業(yè)貿(mào)易委員會を成功させ、できるだけ多くの具體的成果を上げることを希望する。

（２）相互尊重を基礎(chǔ)に両國関係を扱う。中米は國情の異なる両大國として、互いの主権と領(lǐng)土の一體性を尊重し、互いの選択した政治制度と発展路線を尊重すべきであり、自國の意志やモデルを相手國に押しつけるべきではない。これは両國関係が健全で安定した発展を保つうえでの重要な前提であり基礎(chǔ)だ。

（３）各分野の交流や協(xié)力を深化する。中米間には広範(fàn)な共通利益と強固な協(xié)力の土臺がある。雙方は経済?貿(mào)易、両軍、テロ対策、取締り、エネルギー、衛(wèi)生、インフラなど重要分野の実務(wù)協(xié)力を拡大?深化し、両國関係に新たな原動力を與えるべきだ。政府、議會、地方、シンクタンク、メディア、青年など両國各界の交流を積極的に促し、両國関係を支える社會的土臺を突き固めるべきだ。

（４）溝や敏感な問題を建設(shè)的方法で管理?コントロールする。いくつかの問題において中米間に溝が存在することは避けられない。雙方は常に対話と協(xié)議を通じて、敏感な問題を適切に処理するべきであり、互いの核心的利益を損なうことはせず、両國関係の安定的発展という大局を全力で守るべきだ。

（５）アジア太平洋地域であまねく広がる?yún)f(xié)力を展開する。太平洋には中米両國を収めるに十分な広さがあると私は繰り返し述べてきた。雙方はアジア太平洋地域で積極的連攜を展開し、あまねく広がる外交を後押しし、地域の平和?安定?繁栄に建設(shè)的役割を発揮するよう盡力すべきだ。

（６）様々な地域的または世界的な試練に共同対処する。中國側(cè)はイランの核、朝鮮の核、アフガニスタンなど地域の焦點となる問題およびテロ対策、気候変動、感染癥対策など世界的な問題で米側(cè)と意思疎通、調(diào)整、協(xié)力を強化し、世界平和の維持と人類発展の促進(jìn)のために共同で積極的に貢獻(xiàn)することを望んでいる。

　習(xí)主席は「中米は新型の大國関係に見合った新型の軍事関係を構(gòu)築する必要がある。両國國防當(dāng)局は重大な軍事行動の相互通告?信頼醸成措置メカニズムの構(gòu)築に関する覚書と艦艇や航空機が遭遇した際の安全行動規(guī)範(fàn)に関する覚書に調(diào)印した。雙方はこれを基礎(chǔ)に両軍間の交流、相互信頼、協(xié)力を深化すべきだ。米側(cè)と共に引き続き両軍の上層部交流、制度化された交流、合同訓(xùn)練などを推し進(jìn)め、絶えず新たな進(jìn)展があるようにしたい」と強調(diào)。

　「両國はビジネス、観光、留學(xué)ビザについて互恵的取り決めで合意した。これは両國間の人的往來を大いに円滑化する。中米は人的?文化交流を強化し、両國関係発展のために正しい民意と世論の誘導(dǎo)を確立する必要がある」と指摘した。

　習(xí)主席はまた「アジア安全保障観、アジアインフラ投資銀行およびシルクロード基金の設(shè)立といった中國側(cè)の主張やイニシアティブは、いずれも開放?包摂の原則を堅持しており、米國を含む関係國の積極的な參加を歓迎する」と強調(diào)。

　「臺灣海峽の平和?安定維持は中米共通の戦略的利益に合致する。米側(cè)が一つの中國政策と中米間の3つの共同聲明の原則を守り、臺灣への武器売卻を止め、実際の行動で両岸関係の平和的発展を支持することを希望する」と指摘した。

　オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は「私は習(xí)主席の主張や提言を大変重視している。交流や対話、相互信頼を強化し、互恵協(xié)力を拡大し、溝を建設(shè)的に管理?コントロールし、新型の大國関係を共同で推進(jìn)することに賛同する。米國は平和で、繁栄し、安定した、國際的により大きな役割を果たす中國を歓迎し、支持するということを重ねて表明する。これは米國の利益に合致する。米側(cè)には中國を封じ込めるまたは中國の統(tǒng)一を損なう意図はない。臺灣問題における米側(cè)の立場に変更はない。米國は『臺灣獨立』を支持せず、両岸関係の改善を斷固支持する。この基調(diào)が続いていくことを希望する。米側(cè)は西蔵（チベット）が中華人民共和國の一部であることを認(rèn)め、『西蔵獨立』は支持しない。米側(cè)は中國の改革開放を支持する。雙方が一層の措置を講じて、二國間貿(mào)易の均衡ある成長を促進(jìn)し、農(nóng)業(yè)、食糧安全保障分野の協(xié)力を強化することを希望する。米側(cè)は両國の民間交流を支持する。米側(cè)は両軍がさらに広範(fàn)な分野で交流、対話、協(xié)力を強化し、誤った判斷を回避し、衝突を防ぐことを希望する。米國には中國とアジア太平洋で競爭関係ではなく協(xié)力関係を構(gòu)築し、地域の安全と安定を共同で維持する誠意がある」と表明した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月13日