「親愛なるおじいさん、お父さん、弟、従兄弟のお兄さん。會(huì)いに來ました。皆と別れて77年になりますが、想いは盡きません…」。89歳になる南京大虐殺の生存者、楊翠英さんは南京大虐殺記念館の「嘆きの壁」の前でこの文章を読み上げた。南京大虐殺を體験した全ての人と同様、生存者の楊翠英さんの物語は極めて悲慘だ。1937年、小學(xué)4年生の12歳だった楊翠英さんは、両親とともに日本軍が南京を占領(lǐng)する前に大方巷の難民収容所に隠れた。12月14日晝、日本兵が「國際安全區(qū)」內(nèi)の彼女たちが隠れている難民居住區(qū)に來て、父親と叔父は中國の捕虜兵として強(qiáng)制的に連れて行かれた。親を失った12歳の楊翠英さんは頭髪を剃り、顔に煤を塗って、苦しい中を生き延びた。新華網(wǎng)が伝えた。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月3日