このほど、シンガポールの一組のカップルが「棺桶」をテーマにしたウエディングアルバムを撮影した。寫真の中で、このカップルは棺桶の上に座ったり、中で橫になったりしている。このような一風(fēng)変わったテーマを選んだのは、この若い2人はともに葬儀社に勤務(wù)しているからで、「死」は彼らのウェディングアルバムの中で最も重要な部分になっている。英國「デイリーメール」の7月15日付報道を引用して環(huán)球網(wǎng)が伝えた。
新婦のジェニー?ターさん(29)は地面に著くほど長いドレスを著ており、新郎のダレン?チェンさん(30)はタキシードに身を包んでいる。テーマはややホラー的だが、このカップルのウェディングアルバムはこの上なく美しい。シンガポールのウォーターパークが撮影場所に選ばれた。アルバムの中で、2人は棺桶の中で身を寄せ合っており、挙式の際の「死が二人を分かつまで」という誓いを示唆しているようだ。
新婦は「死」をテーマとして語ることを全くタブーとしていない。彼女は「死を語ることは非常に重要です。全ての人にかかわることですが、アジアの多くの國ではいつも消極的なものになっています。私たちはこのタブーを打破して、人が死に向き合う気持ちを解き放つことを応援したい」と語る。新郎は「最初、彼女がこのテーマを選んだと知ったときは少し驚いたが、自分たちの仕事に合っているので、喜んで受け入ました」と認めた。
このカップルのウエディングアルバムがネットで公開されると、ネットユーザーらは騒然となったが、彼らはこの若い2人の「唯一無二」な撮影スタイルを稱賛した。しかし新婦は「挙式に參列してくれるお客さんを驚かせないため、挙式會場ではこれらの寫真をお見せしません」と話す。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月17日
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