2014年8月15日、西蔵(チベット)自治區(qū)拉薩(ラサ)と日喀則(シガツェ)を結(jié)ぶ「拉日鉄道」が開通した。開通1周年が近づいた今年8月1日、6月から9月のチベット旅行最盛期における乗客のニーズに対応するため、同鉄道が運行ダイヤを改正、本數(shù)を増加することが明らかになった。新華網(wǎng)が報じた。
青蔵鉄路公司の擔(dān)當(dāng)者は、次の通り紹介した。
2011年1月に著工した拉日鉄道は、全長251キロメートル、青蔵高原西南部およびチベット自治區(qū)內(nèi)を走る。東は青蔵鉄道終點のラサ駅を出発し、ラサ川に沿って南下、堆龍徳慶(トゥールン?デチェン)県と曲水(チュシュル)県を経由し、西に折れて雅魯蔵布(ヤルツァンポ)江を遡り、約90キロメートルのヤルツァンポ江大峽谷を通り抜け、尼木(ニェモ)県と仁布(リンプン)県を経て、チベット南西部の中心都市シガツェに到著する。ラサ南、曲水、シガツェなど計14駅が設(shè)けられ、最高時速は120キロメートル、年間貨物輸送量は830萬トンを上回る。 拉日鉄道は、東端でチベット鉄道および建設(shè)が計畫されている拉薩?林芝(ラサ-ニンティ)鉄道とつながり、西端で同じく計畫中の聶拉木(シャラム)―亜東口岸線とつながる予定で、チベット鉄道網(wǎng)における「承東啓西(発展した東部地域を支えとして西部地域を開拓する)」計畫の中樞となる。延伸する「天の鉄道」である拉日鉄道の開通?開業(yè)は、チベット鉄道網(wǎng)を完備し、道路だけに頼っていたチベット西南部地區(qū)の公路輸送システムを改変し、チベット経済社會の発展を推進し、國土資源の開発を促し、沿線に住む各民族の人々の交通環(huán)境を改善し、民族団結(jié)意識を高める上で、極めて重要な役割を果たすと見られる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月11日
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