第3回天津國(guó)際ヘリ博覧會(huì)が9月9日午前、天津浜海新區(qū)空港経済區(qū)で盛大に開(kāi)幕した。今回の博覧會(huì)の主要出展企業(yè)である中國(guó)航空工業(yè)集団公司は、新たに開(kāi)発した多くのヘリを展示した。その中にはコンセプト機(jī)も含まれる。

寫(xiě)真の「賽羚」と呼ばれるマルチローター?バリアフリー車(chē)は、マルチローター機(jī)技術(shù)をベースに設(shè)計(jì)された「空飛ぶ車(chē)」で、自動(dòng)車(chē)とヘリの2つの特長(zhǎng)を持つ。地上走行モードと空中飛行モードを選択でき、複雑な地面での走行を制御できるほか、必要があれば垂直離著陸を?qū)g施し、空中浮揚(yáng)、前傾飛行などが可能だ。ローターと動(dòng)力アームは自動(dòng)的に収納?展開(kāi)でき、収納時(shí)の外観は自動(dòng)車(chē)と変わらない。展開(kāi)するとまるで神が遣わした兵士のように、低空を羽ばたく鵬になる。

この空飛ぶ車(chē)の自重は100キロ。ローター、動(dòng)力アーム、制御システム、走行システム、電気システム、車(chē)體などによって構(gòu)成されている。6つのローターは収納?展開(kāi)が可能で、車(chē)が障害物を突破するため必要な浮力を持たせる。また制御?指示により、垂直?水平?航行方向の力を持たせることができる。動(dòng)力アームはローターと車(chē)體をつなぎ、地上走行時(shí)には車(chē)體に収納される。飛行時(shí)には自動(dòng)的に展開(kāi)され、ローターのさまざまな力を車(chē)體に伝える。制御システムは飛行時(shí)の狀態(tài)、各システムの運(yùn)動(dòng)、地上走行などの制御を行う。走行システムには車(chē)體のシャーシ、駆動(dòng)裝置、操作裝置などが含まれ、一般的な自動(dòng)車(chē)の基本的な機(jī)能を?qū)g現(xiàn)する。電気システムには直流電源システムが含まれ、各モーターおよび電子機(jī)器に直流電源を提供する。車(chē)體はサブシステムをつなぎ、ボディの骨組みや外殻によって構(gòu)成される。

この空飛ぶ車(chē)は近い將來(lái)、SF映畫(huà)から日常生活に進(jìn)出する。將來(lái)的にはハイブリッド技術(shù)を搭載し、2?3トン級(jí)に発展後、軍事パトロール、野外運(yùn)転など軍民の両分野で活用される。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月10日