中國第32次南極科學(xué)観測隊(duì)は7日午前、砕氷船「雪竜號」に乗り上海を出発し、南極の科學(xué)観測の任務(wù)に向かった。159日をかけ、約3萬カイリ移動する。今回の科學(xué)観測では、長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地に続く、中國5カ所目の南極観測基地の設(shè)置先を確定する。中國初の極地専用固定翼機(jī)も、今回の南極科學(xué)観測で初飛行を?qū)g施する。人民日報(bào)が伝えた。

中國はこれまで、ロス海のヴィクトリアランドで、基地設(shè)置先の実地調(diào)査を複數(shù)回実施している。第32次南極観測隊(duì)は、最終候補(bǔ)地を絞り込む。候補(bǔ)地で基礎(chǔ)的なマッピング、生態(tài)、環(huán)境アセスメントなど5項(xiàng)目の作業(yè)を行い、新基地設(shè)置の候補(bǔ)地を挙げていく。

また今回の科學(xué)観測で大きな見所となっているのは、南極のラスマン丘、グローブ山、崑崙基地などのエリアで試験飛行を?qū)g施し、試験的航空リモートセンシングを?qū)g施する、中國初の極地専用固定翼機(jī)だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月9日