春運(yùn)の情景　列車もお正月ムードいっぱい

人民網(wǎng)日本語版　2016年02月05日14:04

「G309」の車內(nèi)で、2人の乗務(wù)員がお正月飾りの対聯(lián)や窓花を準(zhǔn)備していた?！笇澛?lián)を張ると、お客様は一足先にお正月ムードを味わえるから」という。慎重に対聯(lián)を張る女性乗務(wù)員の張さん。まっすぐに張れているか、取材中の記者は確認(rèn)を頼まれた。唯一の男性乗務(wù)員の呉さんは、女性乗務(wù)員たちと一緒に働き、體を張る仕事を引き受ける。父親が最近病気になったが、付き添っていられないのを苦にする?！袱扦馐朔饯胜?。自分の仕事はすべてをなげうってやるしかない」と話す。車內(nèi)には子供用にお正月風(fēng)のおもちゃもたくさん準(zhǔn)備された。張さんは一つ取り出し、乗客の子供と遊んでいた。ケアが必要な乗客、たとえば高齢者や病気の人、障害者、妊婦などには、乗車時(shí)に様子を聞き、座席を覚えておき、適宜サービスを提供する。ケアが必要な乗客の座席には、「中國結(jié)」（組みひも）で作られたカードが吊り下げられた。「お客様にとって、列車はただの通過點(diǎn)かもしれませんが、私たちにとっては、ここは自分たちの永遠(yuǎn)の家なのです」。今年寧夏回族自治區(qū)から來た乗務(wù)員の史蘇婷さんは今年の春節(jié)も家に帰れない。お正月ムードいっぱいの列車が、史さんの新しい年の始まりの舞臺(tái)だ。「福」の字を抱えるサルの窓花が、走り行く列車の窓にそっと張られていた。故郷への旅路に暖かみを添える。お正月ムード満載の食堂車。あわただしい旅路の途中にあることを忘れそうだ。列車には大きな中國結(jié)が飾られ、故郷に帰るすべての乗客の無事と幸せを祈っていた。

春節(jié)（舊正月、今年は2月8日）が近づき、故郷に帰る人々の動(dòng)きがますますせわしなくなっている。「春運(yùn)」（春節(jié)の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）も動(dòng)き出した。成都鉄道局重慶旅客輸送區(qū)間では、お正月ムードをまとった北京発?重慶行き列車「G309」が登場。乗務(wù)員が自分たちの手とアイディアを駆使して、新しい年を迎える喜びで車內(nèi)を満たした。人民網(wǎng)が伝えた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月5日

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