國(guó)家外貨管理局は4日、2015年の第4四半期(10-12月)および通年の國(guó)際収支表の速報(bào)値データを発表した。同局の報(bào)道官が、國(guó)境を越えた資金流動(dòng)のリスク、資本流出の狀況などの注目點(diǎn)について、記者からに質(zhì)問(wèn)に答えた?!溉嗣袢?qǐng)?bào)」海外版が伝えた。
同報(bào)道官は「2015年に中國(guó)から資本が流出した原因は何か。資本流出は中國(guó)の國(guó)際収支にリスクをもたらすか」との質(zhì)問(wèn)に対し、「2015年に出現(xiàn)した資本流出は主に國(guó)內(nèi)の銀行や企業(yè)などが対外資産を主體的に買い増ししたこと、これまでの対外融資を償還したことが原因で、よく言われる外資撤退とは本質(zhì)的な違いがある」と答えた。
同報(bào)道官は続けて次のように述べた。
原因を究明すると、中國(guó)の対外資産の負(fù)債構(gòu)造には著しい変化が生じ、これまでに経常項(xiàng)目で生み出された資産が中國(guó)人民銀行(中央銀行)の資産に流れ込み、今では企業(yè)と個(gè)人の保有するものへと変わった。こうして一方では準(zhǔn)備資産が減少したが、また一方では、民間部門の対外純資産が増加している。
第1~第3四半期(1~9月)に、中國(guó)の対外資産は2727億ドル(1ドルは約116.7円)増加し、海外の預(yù)金と対外貸出などのその他投資は969億ドル増えた。対外債務(wù)が321億ドル減少し、このうち対中直接投資は1841億ドルが流入した。債務(wù)減少は主に非居住者の預(yù)金の減少と過(guò)年度の貿(mào)易融資の償還などに體現(xiàn)されている。
現(xiàn)在、中國(guó)の対外金融資産のうち純資産は世界2位で安定しており、経常項(xiàng)目の黒字が維持されれば、対外純資産の増加という形で資本が流出することになる。
強(qiáng)調(diào)しなくてはならないのは、中國(guó)の準(zhǔn)備資産は今なお世界一であり、このことは出現(xiàn)する可能性のあるさまざまな資本流動(dòng)の衝撃に対応する上でプラスになるということだ。また他國(guó)の対外債務(wù)が主に短期間の株式?債券投資であるのと異なり、中國(guó)は主に対中直接投資が中心で、長(zhǎng)期的な経営が行われ、安定性が高いという特徴があり、「すぐに逃げ出す」ことはない。このような対外資産の負(fù)債構(gòu)造が中國(guó)の対外経済の安定性を決定づけており、大きなダメージに抵抗する力をもたせてもいる。
実際、資本が入ったり出たりするのは客観的な法則だ。2000年から2013年にかけて、中國(guó)の資本の純流入額は累計(jì)1兆3500億ドルに達(dá)しており、國(guó)內(nèi)?海外の経済環(huán)境の変化にともない、資本の秩序ある正常な流出が起こるのは避けられないことだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年2月5日
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