商務(wù)部（商務(wù)省）がこのほど明らかにしたところによると、今年1-10月に中國と「1ベルト、1ロード」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）沿線諸國との投資協(xié)力が好調(diào)で、二國間投資額はいずれも増加し、「1ベルト、1ロード」の建設(shè)は順調(diào)に進(jìn)んでいるという?！附U済日報」が伝えた。

対外貿(mào)易をみると、同期の中國と沿線諸國との二國間貿(mào)易額は総額8203億9300萬ドル（1ドルは約123.4円）に上り、前年同期比11％減少し、同期の中國の輸出入額のうち25.4％を占めた。中國から沿線諸國への輸出額は5044億ドルで同2.5％減少し、減少幅は同期の中國の対外輸出の減少幅を0.27ポイント下回るとともに、同期の輸出額の27.2％を占めた。また中國の沿線諸國からの輸入額は3159億5千萬ドルで同22％減少し、同期の輸入額の23％を占めた。

外資導(dǎo)入をみると、同期に沿線諸國が中國に投資して設(shè)立した企業(yè)は1752社に上り、同18％増加した。実行ベース外資導(dǎo)入額は64億9千萬ドルで同14％増加した（以上のデータには自由港を通じた投資額が含まれる）。投資先の産業(yè)をみると、金融サービス業(yè)、リース?商業(yè)サービス業(yè)、卸売?小売業(yè)で実行ベース外資導(dǎo)入額の伸びが大きかった。投資先の地域分布をみると、上海市、江蘇省、天津市の占める割合が高く、投資先の國をみると、実行ベース外資導(dǎo)入額の伸びが大きかったのはサウジアラビア、マレーシア、シンガポールだった。

対外直接投資をみると、同期には中國企業(yè)が沿線49カ國に直接投資を行い、投資額は131億7千萬ドルで同36.7％増加し、中國の非金融分野の対外直接投資の13.8％を占めた。主な投資先はシンガポール、カザフスタン、ラオス、インドネシア、ロシア、タイなどだった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月3日