第12期全國人民代表大會(全人代)第4回會議が16日午前に閉幕し、國務(wù)院の李克強総理が人民大會堂3階の金色ホールにて國內(nèi)外の記者からの質(zhì)問に答えた。
【米NBC記者】総理の政府活動報告の中で、中國経済の安定成長に向けた一連の措置が提起された。これらの措置は世界経済の発展にも役立つが、まだ不確定要素が存在する。それは、世界最大のエコノミーである中米両國の間に、一部の問題をめぐり常に見解の相違が存在しているという點だ。中米関係の改善のためにどのような措置を講じるべきか?また、市場への參入、投資制限、米國企業(yè)への公平な待遇?公平な貿(mào)易などの米國の関心事、あるいは、中國が米國國內(nèi)の雇用の機會を奪っているといった米大統(tǒng)領(lǐng)選の候補者が提起する問題に、中國はどのように対応するのか。
【李克強総理】中米間には幅広い共通利益があるが、當然ながら見解の相違もあり、その一部は比較的厳しいものだ。これは、特に隠し立てする必要もない。最近、多くの人が中米両國の見解の相違について議論しているが、両國の間に起きた重要な出來事については忘れがちだ。昨年、中國は米國最大の貿(mào)易パートナーになり、貿(mào)易額は5600億ドル近くに上った。中米の共通利益は絶えず拡大されており、見解の相違よりはるかに大きい。
中米関係を健全かつ前向きに発展させていくためには、やはり平等と互恵?ウィンウィンの原則に基づくべきだ。現(xiàn)在、中米雙方は共に中米投資協(xié)定交渉を積極的に進めていく方針であり、中國は、米國の中國に対する投資參入の基準を徐々に緩和していく。ただし、これは雙方向であるべきで、雙方は互いに対等に開放するべきだ。中國も、米國が中米投資協(xié)定交渉のプロセスにおいて、平等?ウィンウィンの原則に基づくことを望む。両國間の共通利益は絶えず広がっていくと確信している。
見解の相違に関しては、両國間には100以上の対話交流メカニズムがある。誠意をもって意見の違いを管理?コントロールすれば、中米間の共通利益は今後も拡大されていくに違いない。中米協(xié)力が拡大する中で、相違も増えていくが、その割合は下がっていくだろう。中米の協(xié)力深化は両國だけでなく、世界にとっても有益である。
中米の経済貿(mào)易関係の発展は常にウィンウィンの関係だった。この點については、米國の商人が一番よくわかっている?,F(xiàn)在米國では大統(tǒng)領(lǐng)選挙が行われており、大いに注目を集めている。最終的に誰が大統(tǒng)領(lǐng)になろうと、中米関係が前向きに発展していくという大勢が変わることはないだろう。中米は國交樹立から數(shù)十年、様々な紆余曲折を経てきたが、両國関係を前向きに発展させていくことは、大きな流れだ。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月16日
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