米國テキサス州の寫真家リンジー?ウォールデンさんは、ぐっすりと眠る新生児と名畫をミックスさせた一連の寫真を撮影し、有名絵畫に新たな解釈を加えている。英國「デイリーメール」紙の報道を引用して環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

新生児の両親の多くは子供の純真無垢な姿を永久に保存したいと願っており、このこともウォールデンさんがこれらの寫真を撮影する由縁でもあった。初めて博物館を訪れたウォールデンさんはフランスの印象派畫家カイユボットの絵を見たとき、新生児と絵畫をミックスさせるというインスピレーションが浮かんだ。

ウォールデンさんはゴッホの「向日葵」やムンクの「叫び」などの絵も作品に使用している。撮影中、ウォールデンさんはまず様々な素材を名畫の背景に並べ立て、熟睡した新生児を絵の色調(diào)とマッチしたブランケットで包み、絵の中の適切な場所に組み込む。最終的に優(yōu)美な名畫の背景に純真無垢な赤ちゃんの寢顔が映え、永久に保存できる畫面ができ上がる。

赤ちゃんの最もリラックスした寢顔を引き出すため、彼女は至れり盡くせりで入念な準(zhǔn)備を行なう。3人の子供の母親として、ウォールデンさんは赤ちゃんを?qū)嫟筏膜堡霑rの取って置きの秘策がある。このほかウォールデンさんはアトリエの室溫を26度に調(diào)整し、赤ちゃんの背中部分に電気毛布を敷き、またブランケットは十分に乾燥させておくことで赤ちゃんにとって居心地のよい環(huán)境を確保する。

ウォールデンさんは、「撮影中に突発的なことが発生しても、変わらずにこの蕓術(shù)作品を作るための素晴らしい過程を楽しんでいる」と語る。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月14日