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2016年5月24日  
 

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<東北取材記> 松尾芭蕉の足跡をたどり鳴子へ 宮城県

~東北 絆プロジェクト~ 鳴子溫泉、鳴子峽、尿前の関跡

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2016年05月19日14:58

東北地方の宮城県北西部にある鳴子溫泉は日本でも有名な溫泉地の一つで、その歴史は837年に溫泉が湧出し始めてから、今日まで千年以上を誇る。また溫泉以外にも、この地はその雄大で壯観な自然の景色で有名だ。特に鳴子峽の山々に広がる秋の紅葉はその美しさで名高い?!溉粽撙颏昶黏长埂皷|北”の魅力を発信する~東北 絆プロジェクト~」の宮城県視察旅行のメンバーである中國(guó)人民大學(xué)の易秋詩(shī)さんと外交學(xué)院の陳雨萱さんは18日、鳴子峽を訪れ、遊歩道に広がる青々とした初夏の景色を楽しみながら、日本で俳聖と呼ばれた松尾芭蕉が記した「おくのほそ道」をたどった。人民網(wǎng)が伝えた。

鳴子峽は鳴子溫泉郷を流れる江合川の支流、大谷川の長(zhǎng)年の浸食で形成され、深さは100メートルに達(dá)する。現(xiàn)在観光客に開放されている川沿いをめぐる大深沢遊歩道は全長(zhǎng)約2.2キロメートル。紅葉の時(shí)期ほどではないものの、眼下に広がる初夏の景色は青々とした緑に赤い花が彩りを添え、足下に渓流が見え隠れして獨(dú)特の趣を醸し出している。ゴールデンウィーク明けということもあり、鳴子峽を訪れる観光客の姿はまばらで、視察メンバーの二人は周りに広がる絶景を大いに楽しみ、美しい景色を次々シャッターでとらえ記録していた。

その後、現(xiàn)地のタクシー運(yùn)転手の案內(nèi)のもと、視察メンバーは出羽街道にある尿前の関跡へ向かった。運(yùn)転手によれば、歴史上この地には二つの國(guó)の境として関所が設(shè)けられていたという。元祿2年(1689年)松尾芭蕉と弟子の河合曾良は江戸を出発し、最終目的地の大垣(現(xiàn)在の岐阜県)に向かう途中でこの地を通過した。関所を通る際、彼らは役人の厳しい取り調(diào)べを受け、少なからず難儀したという。その當(dāng)時(shí)の様子は、芭蕉が記録し、元祿15年(1702年)に出版した名著「おくのほそ道」に記録されている。尿前の関跡は現(xiàn)在も400年前の舊街道の趣そのままで、傍には松尾芭蕉の像が建てられていた。

鳴子峽視察の感想を聞かれた易秋詩(shī)さんは「現(xiàn)地の住民の溫かさと自分たちの故郷に対する誇りに感動(dòng)した」と語(yǔ)り、メンバー二人ともこのような美しい景色と歴史豊かな土地が中國(guó)人観光客にほとんど知られていないことは本當(dāng)に殘念だとし、今回の活動(dòng)を通じて、より多くの人々にこの地のすばらしい景色を知ってもらいたいと語(yǔ)った。

今回の視察旅行は5月16日から20日まで日本の東北6県で展開され、北京日本人留學(xué)生社団(BJSA)と日本の大手旅行社?JTBが共催する「若者が掘り起こす“東北”の魅力を発信する~東北 絆プロジェクト~」だ。同プロジェクトには北京大學(xué)、清華大學(xué)、中國(guó)人民大學(xué)等大學(xué)から12名の中國(guó)と日本の大學(xué)生が參加し、6組のペアがそれぞれ東北6県を訪問し、東北の魅力を発掘していく。(編集TG)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年5月19日

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