夏が訪れ、豪雨により各都市で浸水が生じ、まるで「海」のようになっている。24日夜に突如訪れた豪雨により、陝西省西安市の一部地域で交通がマヒし、道路が深刻な冠水のため各所寸斷され、多くの車が雨水の浸水被害を受けた。しかし西安市近郊にある中國「スポンジ都市」試行エリアである、陝西西咸新區(qū)ホウ西新城（ホウはさんずいに豊）では、豪雨が降っても道路に水たまりや冠水が発生せず、地面に吸収された。新華網(wǎng)が伝えた。

西咸新區(qū)ホウ西新城は昨年4月、全國初の「スポンジ都市」建設(shè)試行エリアに選ばれ、西部地區(qū)で唯一の入選都市となった。ホウ西新城はすでに、住宅地、市政道路、緑地、中央緑廊による4つの雨水吸収利用システムを構(gòu)築している。これにより雨が降れば必ず洪水が発生し、日照りから洪水へと急激に移り変わるといった、都市部の問題発生を効果的に防止した。ホウ西新城は今後さらに「スポンジ都市情報化総合管理?制御プラットフォーム」を構(gòu)築する。ビッグデータなどのハイテク技術(shù)によりプロジェクトの設(shè)計と施工を指導(dǎo)し、「スポンジ都市」の建設(shè)に「スマートブレイン」を提供する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月28日