上海歌舞団による中日國交正?;?5周年記念舞劇「朱鷺-toki」の日本公演が29日、東京で初日を迎え、素晴らしい公演を披露し好評を博した。上海歌舞団の日本公演は今回で3回目となる。新華網(wǎng)が報じた。
在日本中國大使館の程永華大使や中國人民対外友好協(xié)會の李小林會長、日本の河野太郎外務(wù)大臣らが初日の公演にお祝いのメッセージを寄せた?!钢禚槨工?014年と15年にも日本公演が行われ、大きな反響を呼んだ。
「朱鷺」は、國際保護(hù)鳥に指定されているトキをテーマにした舞劇で、人類が近代化、現(xiàn)代化、都市化を進(jìn)める過程で、自然、環(huán)境、各種生物と共存し、苦楽を共にする姿を描いている。トキは、中日両國の國民に愛される縁起の良い鳥でもあり、一度は絶滅の危機(jī)に瀕していたものの、中日両國の科學(xué)者が協(xié)力して保護(hù)を行ない、繁殖に成功し、中日友好の象徴ともなっている。
29日夜、約2000人収容の東京?渋谷のBunkamuraオーチャードホールは満席となった。公演は、淡いグラデーションで水墨畫のように描かれた山々を背景に、村の青年ジュン(王佳俊)が薪を拾いに山の奧深くに入り、湖のほとりで仲間たちと無邪気に集うトキの精ジエ(朱潔靜)と出會うところから始まる。トキたちの群舞は前半の一番の見所となっている。その後、場面は現(xiàn)代に変わり、荒れた山や渇水した湖などが広がる暗い雰囲気の中で、環(huán)境破壊により、絶滅の危機(jī)に瀕するトキが表現(xiàn)される。前半の軽快で明るい雰囲気から一変し、トキの悲しみや苦しみがひしひしと伝わってくる。最後は、科學(xué)者の努力や環(huán)境の改善により、トキの群れが生き延び、舞臺に明るい雰囲気が戻り、會場は拍手喝采となった。
日本公演は9月14日まで続き、東京、名古屋、大阪で計11公演が行われる予定だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月31日
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