シャンシャン(寫真は上野動物園より)
東京上野動物園で18日、6月に生まれた赤ちゃんパンダ「シャンシャン」が報道陣向けに公開された。メディア70社、約130人の報道陣らが「かわいい!」、「萌える!」と歓聲を上げた。19日は、「シャンシャン」が生まれて190日目にあたり、一般公開が始まる。人民日報が報じた。
「シャンシャン」は、2011年に中國から日本へ渡ったオスの「リーリー」とメスの「シンシン」の間に生まれたメスの赤ちゃんパンダ。出生時147グラムだった體重は現(xiàn)在、12キロ以上にまで増えた?!弗伐悭螗伐悭蟆工瞎Gの葉が大好きで、いつも木登りをして遊んでいる。
公開前に開催された「ジャイアントパンダ『シャンシャン』公開を祝う會」に參加した小池百合子東京都知事は、「來年は戌年ですが、私はパンダ年だと言っております」とユーモラスに語った。また、在日本中國大使館友好交流処の汪婉?參事官は挨拶の中で、「來年は中日平和友好條約締結40周年?!亥伐悭螗伐悭蟆护腥諄I國をつなぐ、平和友好の使者として、両國の國民の友好感情をこれからも向上させてくれることを願っている」と語った。
1972年10月、中日國交正?;蛴浤瞍筏啤⒅袊摔螠丐に激いzめられた、北京動物園のパンダ「カンカン」と「ランラン」が東京上野動物園に贈られた。そして、日本ではすぐに空前の「パンダブーム」が巻き起こった。
當時、共同通信の記者になったばかりだった淺野健一さんは、「カンカン」と「ランラン」が空港に到著すると同時に報道を始め、1年8ヶ月も報道を続けた。今はすでに定年退職した淺野さんは、「今日上野動物園に來て、當時のことを思い出した。日中友好使者である『シャンシャン』がすくすくと成長してくれることを願っている。また、日本政府が中國人の友好感情を銘記し、両國國交正?;纬踔兢蛩激こ訾?、中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識に基づいて、歴史を鏡とし、未來に向かう精神を抱き、両國関係を引き続き改善させることを願っている」と語った。
中國は80年と82年にも、メスのパンダ「ホァンホァン」とオスのパンダ「フェイフェイ」を日本に贈り、86年6月に、人工授精によりメスのパンダ「トントン」が2頭の間に生まれた。その時も、日本では「パンダブーム」が巻き起こった?!弗去螗去蟆工先毡兢怯盲砍酩幛皮违靴螗坤坤盲俊?8年6月、「フェイフェイ」と「ホァンホァン」の間にはオスのパンダ「ユウユウ」が生まれた。
そして、それから約30年後の今年、「シャンシャン」が誕生し、日本で再び「パンダブーム」が巻き起こっている。6月12日に誕生すると、「シャンシャン」は日本の各メディアのトップニュースに何度も登場した。9月25日、32萬件以上の応募から、「シャンシャン」と命名された。
早朝7時ごろ、上野動物園の入り口にはすでに長蛇の列ができていた。筆者もそこに並び、「シャンシャン」を見ることができたのは午前11時だった。橫にいた日本の記者は、寫真を撮りながら、「シャンシャンは本當にかわいい。『シャンシャン』ほど注目されていることは最近ない」と興奮気味に話していた。
多くの日本人は、一日も早く「シャンシャン」の姿を一目見たいと願っている?!弗伐悭螗伐悭蟆工误w調(diào)を考慮して、上野動物園は今月19日から來年1月末までは、毎日2時間半だけ一般公開し、抽選で選ばれた400組の來園客だけが見られるようにしている。抽選結果が発表されている今月19-28日の當選確率は約1%で、祝日の23日に限っては倍率が144倍になった。また、「シャンシャン」を見ることができる時間は、1組當たり2分以下という。その他、一人でも多くの人に「シャンシャン」を見てもらおうと、上野動物園は19日からライブ映像をネット上で配信している。
かわいい「シャンシャン」は、日本に莫大な経済効果をもたらしている。関西大學の宮本勝浩名譽教授の統(tǒng)計によると、「シャンシャン」が東京にもたらす経済効果は267億円に達するという。上野動物園の最寄り駅である上野駅は「パンダ一色」の駅と化しており、駅構內(nèi)の壁にはパンダのポスターがたくさん貼られている。また、各ショップではパンダ関連の商品が大人気となり、パンダ関連の各種食品、飲み物も人気だ。パンダ関連の土産品を取り扱うある店の店員は取材に対して「『シャンシャン』が生まれて以降、うちの商売は繁盛している。本當に『シャンシャン』のおかげ」と満面の笑みで話した。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月19日
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