米國による臺灣地區(qū)への武器売卻について、國防部(省)の呉謙報道官は11日、以下の談話を発表した。
米國務省は9日、M1A2戦車、地対空ミサイル「スティンガー」などを含む約22億2000萬ドル相當の武器の臺灣地區(qū)への売卻計畫を承認した。米國防総省はすでにこれを議會に通知している。中國の軍隊はこれに強い不満と斷固たる反対を表明する。すでに米側には厳正な申し入れを行っている。
臺灣地區(qū)は中國領土の不可分な一部であり、米國による臺灣地區(qū)への武器売卻に斷固として反対する中國側の立場は明確で一貫したものだ。
米側の誤った行為は「一つの中國」原則及び1982年8月17日の共同コミュニケを始めとする中米間の3つの共同コミュニケの規(guī)定に対する重大な違反であり、中國の內(nèi)政に干渉し、中國の主権と安全保障上の利益を損ない、中米両國及び両軍関係の発展を深刻に危うくし、臺灣海峽地域の平和及び安定を深刻に損なうものだ。
臺灣問題は中國の內(nèi)政であり、中國の核心的利益及び中國國民の民族感情に関わる。外國からのいかなる干渉も許さない。中國側は米側に対して、中米両國及び両軍関係がさらに損なわれることのないよう、約束を忠実に守り、「一つの中國」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規(guī)定を順守し、直ちにこの臺灣地區(qū)への武器売卻計畫を撤回し、臺灣地區(qū)との全ての軍事的結びつきを止めるよう促す。中國の軍隊には、いかなる形の外部勢力による干渉及び「臺灣獨立」分裂行為も打ち砕く斷固たる意志と十分な自信及び能力があり、あらゆる必要な措置を講じて國の主権と安全及び領土的一體性を斷固として守る。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月12日