習(xí)近平國家主席は22日、第75回國連総會の一般討論演説で重要談話を発表し、「人類は現(xiàn)在、新型コロナウイルス感染癥と闘っている。各國の人々は互いに見守り助け合い、甚大な災(zāi)禍を前に人類の勇気、決意、思いやりを示し、暗い時を照らしている。人類は最後には感染癥に打ち勝つ。勝利は必ず世界の人々のものとなる」と指摘した。新華社が伝えた。
習(xí)主席は新型コロナ対策に関して、▽人民至上、生命至上の理念を?qū)g行する▽団結(jié)を強化し、同舟相救う▽総合的?常態(tài)的な感染防止?抑制措置を定める▽アフリカを始めとする発展途上國に支援と配慮を寄せることを提言した。
また、習(xí)主席は、「人類社會の発展の歴史は様々な試練や困難に打ち勝ち続けてきた歴史だ」と指摘し、新型コロナウイルス感染癥から人類の得た4つの啓発として、▽我々は互いに結(jié)びつき、苦楽を共にする地球村に暮らしている▽経済のグローバル化は客観的、現(xiàn)実的、歴史的潮流だ▽人類は自らを革命し、グリーンな発展方式とライフスタイルの形成を加速し、エコ文明と美しい地球を建設(shè)する必要がある▽グローバル?ガバナンス體制の改革と改善が急務(wù)であることを挙げた。
また習(xí)主席は、「いかなる國も他國の困難から利益を得ようとしてはならず、他國の動揺から安定を得ようとしてはならない。他國を災(zāi)いのはけ口と見なし、高みの見物を決め込むのなら、他國への脅威は遅かれ早かれ自らへの試練へと変わる。経済のグローバル化という大勢を前に、駝鳥のように頭を砂に埋めて見て見ぬふりをする、あるいはドン?キホーテのように長槍を振り回して阻止しようとするのは、いずれも歴史の法則に反している。人類はこれ以上大自然が繰り返し発する警告を軽視してはならず、要求することのみを重視して投入を重視せず、発展のみを重視して保護を重視せず、利用のみを重視して修復(fù)を重視しないというかつての道を歩んではならない。國家間には競爭があって良いが、それは前向きで望ましいものでなければならず、道徳の守るべき一線と國際規(guī)範(fàn)をしっかりと守る必要がある。大國はなおさらに大きな手本であるべきで、さらに多くのグローバル公共財を提供し、大國としての責(zé)任を引き受け、その姿を示す必要がある」と強調(diào)した。
習(xí)主席はさらに、「中國は永遠に覇権を唱えず、拡張をせず、勢力範(fàn)囲を求めない。いかなる國とも冷戦や熱い戦爭をする意図はなく、対話によって溝を埋め、交渉によって紛爭を解決することを堅持する。歴史のリレーのバトンはすでに我々の世代の手に渡された。我々は人々に恥じず、歴史に恥じない選択をしなければならない。我々は団結(jié)して、平和?発展?公平?正義?民主?自由という全人類に共通の価値を堅守し、新型の國際関係と人類運命共同體の構(gòu)築を後押しし、さらに素晴らしい世界の未來を共に創(chuàng)造していく」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月23日