中國の張軍國連大使は11日、朝鮮半島情勢に関する國連安保理の公開會(huì)合で、対話と協(xié)議が朝鮮半島問題解決の唯一の正しい道だと述べた。中國新聞社が伝えた。
會(huì)合では、キアリ國連事務(wù)次長補(bǔ)(中東?アジア太平洋擔(dān)當(dāng))が、朝鮮が5月4日と7日に弾道ミサイルを発射したこと、豊渓里核実験場の建設(shè)作業(yè)を再開したことを示す兆候があるなど、懸念される事態(tài)の推移を報(bào)告した。
張大使は「現(xiàn)在の朝鮮半島情勢は緊迫した側(cè)面が際立ってきており、情勢のエスカレーションが懸念される。中國は各方面に対して、冷靜さと自制を保ち、対話と協(xié)議という正しい方向性を堅(jiān)持し、緊張を激化させ、誤った判斷を招きうるいかなる行動(dòng)も避けるよう呼びかける」と表明。
「直近の事態(tài)に対して、中國と少なからぬ安保理理事國は、理事國のコンセンサスを最もまとめられる方法を検討し、朝鮮半島問題の政治的解決を後押しする有力な行動(dòng)を取るべく、合理的な提案を行った。中國とロシアの提出した決議案も、この目的に基づくものだ。遺憾なことに、米國は中國や他の理事國の合理的提案に対し見て見ぬ振りをし、依然として制裁に執(zhí)著している。我々は、米國が否定的な態(tài)度を改めれば、理事國間の合意は可能だと信じる。理事國が中露の決議案を真剣に検討することを希望する」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月12日