習(xí)近平中共中央総書記（國家主席、中央軍事委員會主席）は12日、海南省にある文昌航天発射場（ロケット発射場）を視察し、中共中央と中央軍事委員會を代表して発射場の全職員に挨拶の言葉を述べた。新華社が伝えた。

習(xí)総書記は発射場の基本狀況、ミッションの実施狀況、今後の発展計畫について展示パネルを見ながら説明を受け、発射塔などの施設(shè)や設(shè)備を視察した。発射場がその設(shè)立以來、「長征5號」や「長征7號」ロケットの初打ち上げなど、一連の重要な打ち上げミッションに見事に成功し、宇宙ステーションの「天和」コアモジュール、月探査機(jī)「嫦娥5號」、火星探査機(jī)「天問1號」を宇宙へ送り込むことに成功し、ロケット1機(jī)で人工衛(wèi)星22基の打ち上げという中國における新記録を打ち立てたことを知ると、習(xí)総書記は彼らの成果を評価した。その後、習(xí)総書記は宇宙機(jī)の組立?試験工場、ロケットの水平試験、垂直組立?試験工場を順次訪れ、ミッションの準(zhǔn)備狀況について詳しく視察した。

習(xí)総書記は「文昌航天発射場は我が國の次世代大型推力キャリア?ロケットの発射場であり、我が國の宇宙探査の重要な橋頭堡であり、我が國の宇宙システムにおいて特殊かつ重要な地位と役割を有する。『両弾一星』（原爆?水爆?人工衛(wèi)星）精神、有人宇宙飛行精神を大いに発揚し、世界の宇宙開発の最前線、國の宇宙開発の重大戦略ニーズへの志向を堅持し、使命を一層擔(dān)い、イノベーションとブレイクスルーに果敢に取り組み、現(xiàn)代的打ち上げ能力を全面的に高め、世界一流の宇宙ロケット発射場の建設(shè)に努める必要がある」と指摘。

「既定計畫により、今年、我が國は宇宙ステーションの建設(shè)任務(wù)を完了し、無人宇宙補(bǔ)給機(jī)『天舟4號』『天舟5號』、実験モジュール『問天』『夢天』を文昌航天発射場から宇宙へ打ち上げる。入念に準(zhǔn)備し、入念に手配し、入念に実施することで、打ち上げミッションの申し分のない成功を確保し、実際の行動によって第20回黨大會の成功裏の開催を迎える必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月15日