わずか36世帯で大學(xué)生42人を輩出してきた山間部の村
「生まれ故郷の山のように高い志を持ち、生まれ故郷に対する思いは山の麓を流れる黒恵江のよう長く続いていくべきだ」。雲(yún)南省臨滄市鳳慶県水源村七甲自然村はこのほど、夏休みに帰省している大學(xué)生を?qū)澫螭藲澳旰憷巫剷蜷_き、村の優(yōu)秀な先輩が「志を高くし、しっかりと勉強(qiáng)するように」と大學(xué)生らを激勵していた。そして、9月から大學(xué)に通うことになっている後輩たちには、自分たちが送った大學(xué)生活を紹介していた。雲(yún)南網(wǎng)が報(bào)じた。
9月から大學(xué)に通う予定の字華雲(yún)さんは、「先輩の茶靜さんは私のお手本。先輩の話を聞いて、貴重な青春時(shí)代を大切にし、期待に背かないようにしなければと思った」と話す。茶靜さんは、村が誇る「優(yōu)等生」で、今年、華中科技大學(xué)の學(xué)部を卒業(yè)し、大學(xué)院に推薦入學(xué)できる資格も獲得した。小さい頃から茶靜さんと一緒に育った弟の茶琛さんも、姉から良い影響を受けて2022年、中南大學(xué)に合格した。
「どんなに長く學(xué)ぶことになっても、お父さんたちがサポートしてあげる」と話す茶靜さんの父親が、彼女が學(xué)び続ける意欲の源となっている。茶靜さんは、「両親は割とよく私の言うことを聞いてくれる。でも、勉強(qiáng)に関してだけは絶対に妥協(xié)してくれない。両親は普段、とても質(zhì)素な生活をしているのに、勉強(qiáng)にはたくさんお金をかけてくれる」と話す茶さんは、両親の気遣いや苦労をよく理解している。夏休みに帰省すると、弟と一緒に草取りをしたり、牛の世話をしたりと、一生懸命農(nóng)作業(yè)の手伝いをしている。
茶靜さんらの実家があるこの村は、県の行政中心地から約130キロ離れた山間部の小さな村だが、昔から勉強(qiáng)に勵むことを重視する良い伝統(tǒng)があり、「一生懸命勉強(qiáng)して山から出て、運(yùn)命を変えよう」というのが、代々伝わる共通の信念となっている。
子供同士、親同士、隣人同士で、知らず知らずのうちに良い影響が受け継がれていく。茶靜さんが生まれ育った水源村七甲自然村には36世帯しかないものの、ここ10年で42人が大學(xué)に進(jìn)學(xué)し、うち5人は修士課程にも進(jìn)學(xué)した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月9日
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