建設(shè)中のSF館。

四川省成都市で10月に開催される予定の世界SF大會（ワールドコン）のメイン會場?SF館は、星雲(yún)にインスピレーションを得た外観で、未來の建造物をイメージして、科學(xué)とSFというテーマを表現(xiàn)しており、古蜀文化が生んだ神秘的な「古蜀の眼」（金箔の仮面）が屋根のデザインに取り入れられている。中建三局によると、SF館の工事は最終段階に突入しており、今月末には完成して、検査が行われる見込みという。

成都市郫都區(qū)徳源街道(エリア)靜園西路に位置するSF館の建築面積は5.94萬平方メートルで、高さは31.9メートル。特大施設(shè)に當(dāng)たる規(guī)模となっている。

SF館の完成予想図。

大ホールに入ると、天窓型の屋根「SFの眼」が目に飛び込んで來る。1382平方メートルの「SFの眼」は、三星堆で発掘された金箔が施された仮面にインスピレーションを得ており、そこから日光が中に降り注いでいる。それは、138億2000萬年とも言われる宇宙の歴史をイメージしており、夜に見上げると星空を眺めることができる。人々のSFや宇宙探査に対する思いが込められており、1000年以上前の古蜀文明と現(xiàn)代のSF文化が時空を越えてコラボレーションし、「SF」に対する中國獨特のイメージが表現(xiàn)されている。

建造物の外観には、輝く銀色のアルミハニカムパネルや高透過ガラスカーテンウォールが採用され、アルミパネルの光沢を通して、テクノロジー感や未來感を表現(xiàn)している。

SF館は、地上3階と地下1階建てで、地上1階はオープンスペースを中心にして、ヒューゴー賞會場、テーマ展示エリア、博物館の3大テーマスペースが設(shè)置されている。ヒューゴー賞會場の収容定員は3500人となっている。地上2階と3階は、フォーラム?サロンスペースで、地下1階には「タイムトンネル」や駐車場、設(shè)備スペースが設(shè)置されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月18日