陸地から約40キロメートル離れた福建省平潭県沖の広く青い海面で、數(shù)十基の風(fēng)力発電機(jī)が休むことなく回転していた。新華社が伝えた。

三峽集団福建洋上風(fēng)力発電所エリアで、16MW超大容量洋上風(fēng)力発電機(jī)の設(shè)置が完了した。（6月28日にドローンで撮影。撮影?林善伝）

記者はこのほど平潭沖に位置する三峽集団福建洋上風(fēng)力発電所で、この巨大な16MW超大容量洋上風(fēng)力発電機(jī)を目にした。現(xiàn)場(chǎng)での調(diào)整に參加した福州海峽発電有限公司電力運(yùn)営部の王建波マネージャーは取材に、「これは世界範(fàn)囲で完成した単一発電設(shè)備容量とブレードの直徑が最大の洋上風(fēng)力発電機(jī)だ。系統(tǒng)接続し発電開(kāi)始から1ヶ月近くにわたり、各種指標(biāo)がいずれも予想通りとなっている」と述べた。

平潭海峽発電有限公司の賈小剛執(zhí)行董事は、「この1基で年間6600萬(wàn)kWhのクリーン電力を発電できる。標(biāo)準(zhǔn)石炭消費(fèi)量を約2萬(wàn)2000トン削減し、二酸化炭素（CO2）排出量を約5萬(wàn)4000トン削減する」と述べた。

福建省海域は洋上風(fēng)力発電資源が豊富で、そのクリーンエネルギー開(kāi)発の條件に恵まれている。

「東福1號(hào)」洋上風(fēng)力発電海水無(wú)淡水化原位置直接電気分解水素製造プラットフォームが福清市興化灣で、実際の海洋環(huán)境における試運(yùn)転を行った。（5月27日撮影。畫像提供は取材先）

洋上風(fēng)力発電海水無(wú)淡水化原位置直接電気分解水素製造技術(shù)の海上中間試験が今年6月、福清市興化灣洋上風(fēng)力発電所で成功し、現(xiàn)在は第2世代技術(shù)の実証実験を?qū)g施中だ。東方電気（福建）革新研究院有限公司の執(zhí)行董事を務(wù)める劉泰生総経理は、「同プロジェクトは洋上風(fēng)力発電などのグリーン電力を利用しグリーン水素を製造し、燃料電池車またはその他の産業(yè)用途に提供する。このグリーン電力を使った電気分解水素製造によりゼロ炭素エネルギー供給を?qū)g現(xiàn)する措置は、エネルギートランスフォーメーションの実現(xiàn)と『ダブル炭素』（CO2排出量ピークアウト?カーボンニュートラル）の目標(biāo)達(dá)成において重要な役割を果たすだろう」と説明した。

國(guó)網(wǎng)福建省電力有限公司発展部の李栄敏副主任は、「福建省のクリーンエネルギー発電設(shè)備容量は2022年末現(xiàn)在で4541萬(wàn)kWに達(dá)した。洋上風(fēng)力発電設(shè)備容量は321萬(wàn)kWで全國(guó)3位。洋上風(fēng)力発電は徐々に福建省のグリーンな発展の新たなエンジンになっている」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年8月23日