中國初の1萬トン級太陽光発電グリーン水素直接生産プロジェクトの新疆庫車（クチャ）グリーン水素モデルプロジェクトが30日、全面的に完成し生産を開始した。関連する太陽光発電所の全容量系統(tǒng)接続の実現(xiàn)に伴い、同プロジェクトはフル稼働でグリーン水素を生産できるようになる。毎年生産される2萬トンのグリーン水素のすべてが、近くの中國石化塔河煉化公司に供給され、二酸化炭素排出量が毎年約48萬5000トン削減される。人民日報が伝えた。

グリーン水素は太陽光や風(fēng)力などの再生可能エネルギーの発電によって直接生産されるもので、生産プロセスにおいて溫室効果ガスがほぼ発生しない。プロジェクトで用いられる重要設(shè)備及び重要材料のすべてが國産化されている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月31日