あるネットユーザーが最近、「空港のターミナルビルで飛行機を待っていたら、高速列車が來た」と書き込み、話題になっている。

山東省の青島市と済南市を結(jié)ぶ済青高速鉄道の青島空港駅とは、実は青島膠東國際空港に建設(shè)されたシームレス乗換駅で、同空港のターミナルビルの地下に設(shè)置されている。飛行機のほか、地下鉄や公共バス、タクシーなどにも、シームレスで乗り換えることができ、旅客にとっては非常に便利な駅だ。

高速鉄道駅を降りた50メートル先にはチェックカウンター

高速列車を降りて青島空港駅から出て約50メートル歩けば、飛行機の搭乗券や荷物を預(yù)けるカウンターに著く。

青島空港駅の表示に沿って、連絡(luò)通路を進むと、ターミナルビル入口が見えてくる。そして、エレベーターまたはエスカレーターに乗れば、4階の出発ロビーに到著する。

搭乗手続きを事前に終えている場合は、出発ロビーから直接、保安検査場に向かい、検査を終えれば搭乗することができる。

「高速鉄道チケット+航空券」セットの購入が可能に

「空鉄聯(lián)運」は、中國の鉄道アプリ「12306」が打ち出したワンストップタイプのチケット販売サービスで、航空券と高速鉄道チケットをセットで購入し、決済を行うことができるなど、飛行機と高速鉄道を「一體化」させている。

鉄道アプリ「12306」のホームページにある「空鉄聯(lián)運」をタップすると、出発地、到著地、利用日などを選ぶことができる。そして、「検索」をタップすれば、必要な高速鉄道と飛行機をセットで選ぶことができる。

「高速鉄道+飛行機」が一體となったこのサービスに、ネットユーザーは「スピーディーで、とても便利」とのコメントを寄せている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月1日