自動車の衝突試験はおなじみだが、高速列車の衝突試験はあまり見られない。最近、中國中央テレビが中國高速列車のトップレベルの実験室を取材し、高速列車の衝突試験の様子を撮影した。
取材した軌道車両衝突試験室は2017年に設(shè)立されたもので、軌道車両と部品の衝突安全試験を行うことができ、橫方向の安定性、縦方向の圧縮性、垂直方向の跳躍性を評価し、十分な安全性能があるかどうかを判定する。
同試験室では、まず部品のテストを行い、完成車のテストに進(jìn)み、さらに衝突試験を行い、前期で52キロメートルと76キロメートルの完成車衝突試験を行い、このうち76キロの試験では世界最高の車両衝突記録を達(dá)成した。
復(fù)興號の先頭車両はなぜあんなに長いのか。実は先頭車の「長い鼻」には衝撃を受けた時の安全防護(hù)システムが搭載されており、主に連結(jié)器、排障器、滑り止め裝置、エネルギー吸収構(gòu)造からなっている。この防護(hù)システムは衝突安全試験を受ける場合、客室の変形が少なく、運転室の空間が完全な形で殘り、車両の上に乗り上げる現(xiàn)象がないなどの條件をクリアして、後部の人が乗車する空間に安全面の保障を提供できることが求められる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月31日