「520」や「521」の中國(guó)語(yǔ)の発音が、「愛している」という意味の「我愛你」に似ているため、中國(guó)では多くの若者がその日に、愛する人に自分の思いを伝える。そんな中、獨(dú)身の李清玉さんは、「『ストイック型戀愛』をしたい。両想いであることを前提に、フィットネスのパートナー、勉強(qiáng)を監(jiān)督してくれる相手、語(yǔ)り合える相手となってくれるパートナーを見つけて、一緒に進(jìn)歩したい」としている。中國(guó)新聞社が報(bào)じた。

5月20日、河北省張家口市で開催された第1回結(jié)婚の誓い合同セレモニーで、自分の名前を書く新郎新婦（撮影?王慧）。

李さんは、「Z世代」の「ストイック型戀愛」という代名詞を受け入れている。優(yōu)酷とDT財(cái)経が共同で発表した「2022中國(guó)青年の戀愛の傾向」報(bào)告によると、「Z世代」が戀愛で最も重視することは「一緒に進(jìn)歩できる」だった。そして、「95後(1995－99年生まれ)」の5割以上がこうした「ストイック型戀愛」を選び、パートナーを「相棒」として、競(jìng)爭(zhēng)に巻き込まれるのではなく、自分からストイックに競(jìng)爭(zhēng)に參加し、互いに勵(lì)まし合いながら、レベルアップを目指したいと考えていた。

燕山大學(xué)心理健康教育サービスセンターの教師で、國(guó)家二級(jí)心理カウンセラーの徐靜英教授は、「パートナーと『相棒』になるという考えには賛成。今の若者は社會(huì)で生き抜き、キャリアアップするために大きなプレッシャー、孤獨(dú)を感じている。同じ思いを持つパートナーと勵(lì)まし合いながら、一緒にチャレンジするのであれば、頑張り続けやすい。戀人と一緒に講義に出たり、大學(xué)院試験の勉強(qiáng)をしたり、社會(huì)実踐に參加したりする大學(xué)生も多い。その過程で、相手に対する理解を深めたり、切磋琢磨したりして、絆を深め、成長(zhǎng)することができる」との見方を示す。

徐さんは、「20歳くらいの青年の心理的成長(zhǎng)の段階という観點(diǎn)から考えると、絆や愛を必要としている段階。愛すること、愛されることを渇望している。心理的に成長(zhǎng)するために、誰(shuí)かと絆を築き、愛を渇望する心を満たす必要がある」と語(yǔ)る。

では、どのように自分に合った愛のパートナーを見つけることができるのだろう？今の若者はその新しい方法をどんどん編み出している。例えば、アンケートを通して気の合うパートナーを探す人もいる。また、意気投合した人と「マーダーミステリー」をし、そこで「戀が芽生える」というパターンもある。さらに、財(cái)テクに関するコメント欄で「戀人を募集」する人もいる。

リーディングカンパニーの多くが性格診斷であるマイヤーズ?ブリッグスタイプ指標(biāo)（MBTI）を面接に採(cǎi)用しているように、張奕彤さん(26)は、それを利用して戀人を見つけたといい、「私と彼氏はMBTIがきっかけで付き合うようになった。私は、ENFP(広報(bào)運(yùn)動(dòng)家)で、INTJ(建築家型)の人と合うという結(jié)果だった」と話す。

パートナーの性格を重視するほか、張さんは「愛を育むことも大切。戀愛バラエティー番組を見て、何に注意しなければならないかとか、人間関係のこつを勉強(qiáng)することもある」と話す。

どのようにパートナーを探すかについて、約300組のカップルの「仲人」となってきた河北省石家荘市の周世鵬さんは、「まず相手の人となりを見るのが重要。次に互いにどれほどの思いを抱いているかが大切。結(jié)婚を勧める時(shí)は、まず性格のことを考える。それぞれの性格が相手を補(bǔ)えるパターンのほうが成功率が高い。次に、趣味や家庭環(huán)境が似ているかがカギだ」と紹介している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年5月23日