墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡が9月中旬にも観測を開始へ
中國科學(xué)院紫金山天文臺青海観測所の4日の発表によると、北半球時間領(lǐng)域においてサーベイ観測口徑が最大で能力が最高を誇る「墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡」が、プロジェクト調(diào)整と試験観測の段階に入った。これにより、9月中旬にも正式に観測を開始する見込みだ。中央テレビニュースが伝えた。
「墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡」は2.5メートル広視野サーベイ望遠(yuǎn)鏡で、青海省海西蒙古(モンゴル)族蔵(チベット)族自治州の冷湖天文観測拠點(diǎn)に位置する。著工は2019年7月。中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)と中國科學(xué)院紫金山天文臺が共同建設(shè)した天文「ダブル1流」學(xué)科プラットフォームだ。同望遠(yuǎn)鏡の口徑は2.5メートルで、7億6500萬ピクセルの大面積メインフォーカスカメラを搭載。その主な科學(xué)目標(biāo)は、天文動的事象の捜索?観測と、時間領(lǐng)域天文の観測及び研究だ。
冷湖天文観測拠點(diǎn)は青海省海西蒙古族蔵族自治州茫崖市冷湖鎮(zhèn)賽什騰山にあり、その平均標(biāo)高は約4000メートル。植生被覆率が低く、酸素が薄く、降水量が少なく、大気のシーイングが良好で、光害が少ないといった特殊な條件により、ユーラシア大陸全體で最も優(yōu)れた天文観測地點(diǎn)の一つになっている。2017年の著工後、同拠點(diǎn)では現(xiàn)在11の科學(xué)研究機(jī)関の12件の望遠(yuǎn)鏡プロジェクトが実施されている。投資総額は27億元(1元は約20.2円)。すべて完成した暁にはアジア最大の天文観測拠點(diǎn)になるとみられている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月6日
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